シンペイ~歌こそすべて~
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シンペイ~歌こそすべて~

2025年1月10日公開、127分、ヒューマンドラマ/舞台・音楽
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明治・大正・昭和を生き、『ゴンドラの唄』『シャボン玉』などの名曲を残した作曲家・中山晋平の生涯を描いた伝記映画。信州から上京し、東京音楽学校を卒業した中山晋平は、演出家・島村抱月や作詞家・野口雨情と出会い、数々の名曲を生み出していく。晋平役を、映画初出演にして初主演となる歌舞伎俳優・中村橋之助が務めるほか、「劇場版ACMA:GAME 最後の鍵」の志田未来、「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」の渡辺大、「Winny」の三浦貴大らが共演。監督は「ハチ公物語」の神山征二郎。

ストーリー

信州から上京した中山晋平(中村橋之助)は無事、東京音楽学校(現:東京藝術大学音楽学部)に入学するが、ピアノの習得が卒業の基準に達せず、落第・留年の危機に陥る。しかし、幸田先生(酒井美紀)に演奏以外の才能を見出され、1912年(明治45年)になんとか卒業。1914年(大正3年)に、演出家・島村抱月(緒形直人)の“芸術は大衆の支持を離れてはならない”という教えの下、抱月や女優・松井須磨子(吉本実憂)からのリクエストに応え、『カチューシャの歌』を作曲。西洋の音律“ララ”を足すことを提案し、大ヒットする。その後も、母・ぞう(土屋貴子)を亡くした悲しみの中、『ゴンドラの唄』を作曲。1921年(大正10年)には、作詞家・野口雨情(三浦貴大)の『枯れ芒』を改題した『船頭小唄』が大流行。翌年には、児童文芸雑誌『赤い鳥』の童謡運動に賛同した雨情が作詞した『シャボン玉』に、最初の子を7日で亡くした雨情の思いを汲んで曲をつける。晋平自身も、子どもを産めないと知りながらも、自分の音楽の理解者である敏子(志田未来)と結婚し、二人の養子を迎え、幸せに暮らしていた。1929年(昭和4年)には作詞家・西條八十(渡辺大)と組んで映画の主題歌『東京行進曲』を制作。大ヒットしたものの、新聞で批判され、長年組んできた歌手・佐藤千夜子(真由子)も“本場のオペラを学びたい”と晋平の前から去っていった。さらに、新たな風を吹かせる新進気鋭の作曲家・古賀政男の登場に自信喪失する晋平。そんな折、信州への出張時、16歳の時に代用教員をしていた小学校に立ち寄ったところ、自分が作曲した『てるてる坊主』を歌う子どもたちの姿に励まされる。そして、鹿児島出張では、鹿児島一の売れっ子芸者歌手の喜代治(中越典子)と出会い……。

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一般 ¥1600

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2024年
製作国
日本
配給
シネメディア
初公開日
2025年1月10日
上映時間
127分
製作会社
「シンペイ」製作委員会
ジャンル
ヒューマンドラマ舞台・音楽

[c]「シンペイ」製作委員会 2024
[c]キネマ旬報社