テレンス・ヒル
Guido
フトしたことで叔父の莫大な遺産を手にすることになった甥と、彼を狙う一味を描くアクション。製作総指揮はガブリエル・カッカ、製作はスティーヴン・バックとケン・フリードマン、監督は「暴走トラック'76」のジョナサン・カプラン、脚本はK・フリードマンとJ・カプラン、撮影はマシュー・F・レオネッティ、音楽はデーヴ・グルーシンが各々担当。出演はテレンス・ヒル、ヴァレリー・ペリン、ジャッキー・グリーソン、スリム・ピケンズ、ウィリアム・レッドフィールドなど。日本語版監修は岡枝慎二。デラックスカラー、ビスタサイズ。1977年作品。
サンフランシスコ。現代。大会社ファルコム金融会社の創立者が急死し、彼の全財産は遺言により唯一血縁関係にある甥のグイド(テレンス・ヒル)が相続することとなった。だが条件として、20日以内にシスコへ来てサインすること。グイドは今、イタリーはマンデロにいるのだ。故人の片腕、ジョン(ジャッキー・グリーソン)は、早速グイドの元に飛び、彼に一定の報酬を払い、会社を自分のものにしようと企むが、うまくいかない。グイドはアメリカへ旅に出る。だが、その方法は一風変ってい、かつてイタリー人の先祖が歩んだそのコースを船で出発したのだ。そしてその後は鉄道。一方、ジョンも何んとかグイドにニセ書類にサインさせようと、ロシー(ヴァレリー・ペリン)という美人探偵を雇った。列車の中でグイドに近づく彼女。しかし、グイドを誘拐し身代金を得ようとギャングが現われ、思いもよらぬ冒険が彼にふりそそぐ。そしてそんなあわただしさの中で、グイドはロシーを愛し始め、彼女も彼に惹かれていく。が、彼女がジョンの手先と分り、失望した彼はロシーをまいた。その後彼は酔いしれる。だが、彼女のことが忘れられない。やがて、ジョンが彼女を人質に、グイドをおびき出しにかかる。愛するロシー、彼は猛然と敵の中に飛び込み、ロシーを救い、そしてあらゆる乗り物を駆使し、遺産相続権を獲得するのであった。(20世紀フォックス映画配給1時間34分)
Guido
Rosi
John
Duane
Leopold
Col.Clayton
Bernie
Sheriff
監督、脚本
脚本、製作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
字幕
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