ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務め、第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞したサーチライト・ピクチャーズの新作。
ストーリー
ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)とベンジー(キーラン・カルキン)は従兄弟同士。デヴィッドは安定したIT業界で働き、ブルックリンの自宅に妻と子供がいる。一方、ベンジーは情熱的でチャーミング、自由奔放で人を魅了するが、どこか危うさを持ち合わせていた。かつて兄弟同然に育ち、近年は疎遠になっていたふたりだったが、数年ぶりに再会。亡くなった最愛の祖母の遺言で、彼女の故郷ポーランドのツアー旅行に参加することに。ツアーガイドのジェームズ(ウィル・シャープ)、離婚したばかりのマーシャ(ジェニファー・グレイ)、仲睦まじいカップルのダイアン(ライザ・サドヴィ)とマーク(ダニエル・オレスケス)、ルワンダ内戦を生き延びたエロージュ(カート・エジアイアワン)らユニークなツアー参加者と交流するなか、正反対の性格であるデヴィッドとベンジーは、時に騒動を起こしながらも、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得てゆく……。