監督、編集
『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』の山崎エマが、日本の公立小学校に長期取材したドキュメンタリー。教室の掃除や給食の配膳などを子どもたち自身が行う日本式教育「TOKKATSU(特活)」の様子もふんだんに収められている。ヨーロッパ最大の日本映画祭であるニッポン・コネクションで最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。
ストーリー
4月は入学式から始まり、1年生は挙手の仕方や廊下の歩き方、掃除や給食当番など、集団生活の一員としての規律と秩序について初めて学ぶ。まだなにもわからない1年生も、6年間で自分が何者であるかという自覚を持ち、6年生にふさわしい行動を取るようになる。コロナ禍で学校行事実施の有無に教師は悩み、1年生は社会生活におけるマナーを学び、6年生は経験を重ね次章への準備を始める。