ウー・カンレン
Abang / Chen Ah-bang
マレーシア・クアラルンプール、プドゥ地区の不法滞在孤児である聴覚障害者のアバンと裏社会に生きる弟アディの二人が、貧困と犯罪が蔓延する環境の中で苦難に直面する姿を描くジン・オングの監督デビュー作。
マレーシアの首都クアラルンプールの富都(プドゥ)地区にある荒廃したスラム街。この地域には、“不法滞在者2世”とも呼ぶべき様々な国籍や背景を持つ貧困層が数多く暮らしていた。兄のアバン(ウー・カンレン)と弟のアディ(ジャック・タン)は、身分証明書(=ID)を与えられないまま、この地で成長してきた兄弟。アバンは“聾唖”というハンデを抱えながら、市場の日雇いで堅実に生計を立てていた。一方のアディは、簡単に現金が手に入る裏社会と繋がり、その行動は常に危険を孕んでいる。そんなある日、アディの実父の所在が判明し、IDを手にする可能性が芽生える。ところが、ある事件が2人の未来に重く暗い影を落とすことに……。
Abang / Chen Ah-bang
Adi / Zhang Wen-di
Li Jia En
Ms. Money
Xiao-su
Crime Boss
監督、脚本
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
音楽
美術
美術
編集
衣装
メイクアップ
プロデューサー
プロデューサー
[c]キネマ旬報社