雑誌社の同僚で親友同士だった女性二人がそれぞれの道を歩んだ末に不思議な縁で再会するドラマ。監督はペドロ・アルモドバル。出演はティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タトゥーロほか。2024年10月28日より開催の第37回東京国際映画祭(2024)企画「ワールド・フォーカス 第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」にて上映。
ストーリー
重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会する。二人は若いころ、同じ雑誌社で一緒に働いていたが、イングリッドは小説家に、マーサは戦場ジャーナリストになり、別々の人生を歩んだ。何年も音信不通だったふたりは、不思議な縁に導かれ、離れていた時間を埋めるかのように、病室で語らう日々を過ごす。治療を拒み、自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えることを願い、“その日が来る時、隣の部屋にいてほしい”とイングリッドに懇願。悩んだ末、マーサの最期に寄り添うことを決意し、彼女が借りた森の小さな家で暮らし始めるイングリッド。こうして、“ドアを開けて寝るけれど、もしドアが閉まっていたら、私はもうこの世にはいない……”と告げ、最期の時を待つマーサとイングリッドの短い数日間が始まる……。
スタッフ
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作品データ
- 原題
- The Room Next Door
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2024年
- 製作国
- スペイン
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
- 初公開日
- 2025年1月31日
- 上映時間
- 107分
[c]キネマ旬報社