富田望生
金子灯
阪神・淡路大震災の年に在日コリアン3世として生を受けた女性のアイデンティティを描くドラマ。監督・脚本は安達もじり。出演は富田望生、麻生祐未、甲本雅裕ほか。10月28日より開催の第37回東京国際映画祭(2024)企画「Nippon Cinema Now」にて上映。
1995年の阪神・淡路大震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。その年、灯(富田望生)は、在日コリアン三世として生を受けた。だが在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐未)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。さらに、父は家族との衝突が絶えず、家には常に冷たい空気が流れていた。そんななか、灯の姉・美悠(伊藤万理華)が投げかけた日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いてゆく……。
金子灯
金子栄美子
金子一雄
金子美悠
金子滉一
綾部寿美花
桃生紀枝
グエン・ヴァン・ フォン
林洋太
平良夕
富川和泉
青山勝智
監督、脚本
脚本
エグゼクティブ・プロデューサー
音楽
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
写真
取材