オーディ・マーフィ
logan_Keliher
マーヴィン・H・アルバートの原作をウィラード・ウィリンガム夫妻が脚色、「みな殺しの西部」のR・G・スプリングスティーンが演出したアクション西部劇。撮影はジョセフ・バイロック、音楽はジョセフ・ガーシェンソンが担当した。製作はゴードン・ケイ。出演は「地獄の対決」のオーディ・マーフィ、TV「マイク・ハマー」のダレン・マックギャヴィン、「荒野の3軍曹」のルタ・リー、ほかに、ビバリー・オーエン、スキップ・ホメイヤーなど。
元テキサス警備隊員ローガン(オーディ・マーフィ)と同僚のサム(ダレン・マックギャヴィン)は親友だった。しかし、サムは凶悪な殺人を犯した。ローガンはサムを逮捕し、残された妻スーザン(ビバリー・オーエン)とその息子サミーを引きとり、やがて、スーザンと結婚して今では農場を営んでいた。そんなある日、ローガンは町で銀行ギャングにでくわした。このギャング団の首領こそ、刑務所を脱出したサムだったのだ。サムはローガンの農場に着くと、昔の妻スーザンに復縁を迫った。しかしスーザンに拒絶された。サムはローガンへの復讐を誓って逃走した。町では追跡隊を組織して、サムを追った。一方スーザンからことの様子を聞いたローガンも1人サムを追った。ローガンはサムの隠れ家を見つけ出し、急襲してサムを捕まえた。やがて、追跡隊もたどりついた。が、彼らの真の目的は、サムを捕まえることよりも、ギャング団が奪った金を横取りすることだった。そんなときアパッチが急襲して来た。サムも銃をとって一行に協力してアパッチを撃退した。ローガンはサムを、あくまで町の保安官のところに連れていこうとして、サムを連れて追跡隊を逃げ出した。追跡隊とローガンの間に激しい銃撃戦が展開され、サムは重傷を負った。追跡隊を撃退したローガンは、サムを自分の農場に連れていった。息子のサミーは、そんなサムを自分の父とは知らず親切に看護するのだった。死を覚悟したサムは、息子のサミーを傷つけまいとして父親であることを知らさなかった。そのとき追跡隊の生き残りの1人がローガンを狙って発砲しようとした。サムはこれに気づき、身をもってローガンをかばった。親友ローガンに見まもられてサムは死んでいった。
logan_Keliher
Sam_Ward
Lottie
Susan
Pink
Diggs
Leach
Jeff
Tucker
Sammy
監督
脚本
原作
製作
撮影
音楽
脚色
[c]キネマ旬報社