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ジェリー・シュー
Jerry
定年退職後の男性が、一本の電話を機に突如“スパイ”に仕立て上げられ潜入捜査の一端を担わされるという実在の事件を、被害者本人の脚本・主演で映画化。69歳のジェリーは、妻と離婚し、独り暮らし。そんなある日、彼のもとに中国警察から緊急の電話が入り……。監督は本作が長編デビューとなるロー・チェン。脚本・主演を務めたジェリー・シューは、1970年代に初めてアメリカに渡った際、脚本の執筆と演技に情熱を燃やしていたが、家族を支えるために夢を諦め、エンジニアとして40年勤めた。
長年アメリカに住み、この地で成功することを夢見てきた69歳のジェリー(ジェリー・シュー)は、いまや妻と離婚し、定年退職。3人の息子とも離れ、独りで暮らしていた。そんなある日、彼のもとに中国警察から緊急の電話が入り、国際的なマネーロンダリング事件の捜査でジェリーが第一容疑者になっていることを知らされる。ジェリーがフロリダに持つ銀行口座を通して128万ドルが違法に移動されているというのだ。逮捕し中国に強制送還すると告げられたジェリーは、中国警察のスパイとして事件の捜査に協力させられるはめになる。その後、数週間、国際的なマネーロンダリング事件に対する捜査を手伝うことになったジェリー。銀行を監視して写真を撮影したり、極秘の送金をしたり、さらには隠しマイクを着けて窓口係を探ったり……。数カ月の間、この潜入捜査について隠していたジェリーだったが、ついに家族にすべてを打ち明ける。それを聞いた家族は……。
Jerry
Kathy
Joshua
Jesse
Jon
Officer Zhang
Inspector Ou
Matt Johnson
監督、脚本、エグゼクティブプロデューサー、編集、プロデューサー
脚本
エグゼクティブプロデューサーエグゼクティブプロデューサー、プロデューサー
撮影
音楽
字幕翻訳
[c]キネマ旬報社