
終戦から80年の節目を迎える2025年に東京大空襲体験者のアーカイブを映画化。
ストーリー
1941年12月8日。日本軍の真珠湾攻撃で太平洋戦争が始まる。華やかだった戦前の東京・浅草も、終戦間際には焼夷弾の攻撃によって人も家も、何もかも焼き尽くされる。1945年3月10日未明、東京はアメリカによって大規模な空襲を受ける。その渦中、言問橋を渡って逃げ込んだ家で上野淳子が目にしたのは、火災扇風に人が巻き上げられる様だった。笹川勝正は、浅草から上野方面に逃げるが進めない。同じ時、深川では炎を潜り抜けた濵田嘉一が清澄庭園に逃げ込み、関野清雪は中川の土手沿いの防空壕で耐えていた。その後に続く表参道への山の手空襲で泉宏が目撃した死体の山。終戦間際に襲われた八王子では、焼夷弾と機銃掃射の攻撃で、石井忠明の目の前で母子が撃たれる。一方、荏原で焼夷弾の消火、遺体の処理をした今野晴雄は、その記憶を80年間胸にしまってきた。そのとき一体、東京で何が起きていたのか……。
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作品データ
- 製作年
- 2025年
- 製作国
- 日本
- 配給
- SDGsシェアプロジェクト
- 初公開日
- 2025年3月14日
- 製作会社
- mkdsgn=シンプルライフ協会
[c]キネマ旬報社