
ヤオ・ホングイ
リン
ホアン・ジーと大塚竜治が共同で監督を務めた第1作目の長編。女性の性にまつわる題材の中でも、思春期の少女が経験する「初体験」に焦点が当てられている。2025年の「石門」の日本公開を機に、前作の「卵と石」とともに同時公開。「卵と石」で起用されたヤオ・ホングイが、再び主演を務め、次作の「石門」に至ることとなる。その3作品は彼女の13歳から23歳までの10年間の成長の物語でもあり、中国の現代社会の波に流されることなく、何か先を見据えた強い眼差しが観客を惹きつける。
中国湖南省の地方都市。16歳の高校生リンは、出稼ぎに出ている母親と離れて祖父母の家で暮らしていた。学校ではいじめに遭い、家にも居場所がなかったリン。親友と共に高校で盗んだスマートフォンを転売して小遣いを稼ぐようになるが、それをきっかけに街の怪しげな人たちと関わりを持ち始める。
監督、脚本
監督、脚本、製作、撮影、編集
製作
製作総指揮
共同製作
共同製作
共同製作
音楽
編集
音響デザイン
音響デザイン
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