メル・ブルックス
Richard_H._Thorndyke
精神病療養所とサンフランシスコを舞台に、インスタント知識の切売りをするアメリカ医学への批判と、人間の貪欲と非人間的行為、また最近増大する傾向にある変態的な性問題などを、ヒックコック映画のパロディを織りこみながら笑いとサスペンスで描く。製作・監督は「サイレント・ムービー」のメル・ブルックス、脚本はメル・ブルックスとロン・クラークとルディ・デ・ルカとバリー・レヴィンソン。撮影はポール・ローマン、音楽・テーマソングはメル・ブルックス、編集はジョン・C・ハワード、特殊効果はジャック・モンロー、衣裳はパトリシア・ノリス、メークアップはトム・タトルとテリー・マイズが各々担当。出演はメル・ブルックス、マダリーン・カーン、クロリス・リーチマン、ハービー・コーマン、ロン・ケリー、ハワード・モリス、ディック・ヴァン・パテン、ジャック・ライリー、チャールズ・カラス、ロン・クラーク、ルディ・デ・ルカ、バリー・レヴィンソン、リー・デラノ、リチャード・スタール、ダレル・ツワーリング、マーフィ・ダン、アル・ホプソン、ボブ・リッジレイ、アルバート・ウィトロック、パール・シェアーなど。
ハーバート大学のソーンダイク教授(メル・ブルックス)は精神病の権威で、ロサンゼルスの重症精神病研究所のアシュリー博士が急死したため、後任所長として赴任することになる。空港に迎えに来たカメラ気違いのお抱え運転手ブロフィ(ロン・ケリー)は、車の中で、アシュリー博士は何者かに殺されたのだとソーンダイクに打ち明ける。療養所の玄関でソーンダイクを迎えたのは、アシュリーの死後、所長代理をつとめているモンタギュー(ハービー・コーマン)と、無愛想な婦長のディーゼル(クロリス・リーチマン)だった。宿舎に落着いたソーンダイクは、現在療養所の顧問で、恩師のリロルマン教授(ハワード・モリス)に再会する。モンタギューは変態で、ディーゼルから拷問をかけられて快感を得ているような男で、しかも、高額な入院料を払っている患者に対しては、たとえ、全快しても、入院を長びかせるために、あらゆる手だてを尽くすのだった。リロルマン教授はソーンダイクが高所恐怖症であることを知り、その治療にとりかかる。療養所内に凶暴性患者を収容する病棟があり、そこにブリスベイン(アルバート・ウィトロック)という実業家が収容されていたが、彼も全快しているのに金持から不当な利益をあげようとするディーゼルらの陰謀によって、狂人のままに扱われていたのである。しかも、その病院内の陰謀にがまんできなくなった医師ウェントウォース(ディック・ヴァン・パテン)は療養所を去る途中、ディーゼルによって殺される。ソーンダイクが邪魔になってきたディーゼルは、殺し屋を雇って人殺しをさせ、その罪をソーンダイクにきせる。しかし、ソーンダイクのアリバイを立証する証拠写真をブロフィが偶然とっており、慌てたディーゼルは、写真のネガをとりあげ、ブロフィを病棟に監禁した。ブリスベインの娘ビクトリア(マデリーン・カーン)が父親に会いたがっていることを知ったソーンダイクは、ロサンゼルスで落ち合い、協力して幽閉されているブリスベイン救出に向かう。ビクトリア、さらにリロルマン、救出されたブロフィなどの協力を得て、ついにディーゼルらの手から、ブリスベインを救い出すことに成功する。しかも、リロルマンの激励の言葉で高所恐怖症をも克服したのだった。
Richard_H._Thorndyke
Victoria_Brisbane
Nurse_Diesel
Dr._Charles_Montague
Brophy
Professor_Lillolman
Dr._Wentworth
The_Desk_Clerk
Cocker_Spaniel
Zachary_Cartwright
Killer
Bellboy
Norton
Dr._Baxter
Dr._Eckhardt
Piano_Player
Man_Who_is_Shot
Flasher
Arthur_Brisbane
Screaming_Woman_at_Gate
監督、脚本、製作、音楽
脚本
脚本
脚本
撮影
編集
衣装デザイン
特殊メイク
特殊メイク
特殊効果
字幕
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