ベシー・バリスケール
Mary_Ware
バーリスケール嬢の社界劇であるが筋に少しの新味もなくて格別面白くない--とはニュース誌の評。相手はフォレスト・スタンレー氏で、ウィリアム・クリスティー・キャバンヌ氏が監督である。
メリー・ウェアーはロナルド・クリッフという青年を愛していたが、彼女の母は彼女をして富豪グレイ・サンズと結婚せしめようとしていた。ロナルドはサンズの経営する会社に勤める身となり西部に行って勤勉している中メリーとサンズとの結婚の知らせを受け取る。結婚したメリーはしかし夫を愛さなかった。嫉妬に狂った夫はロナルドに盗賊の汚名を被せたが、メリーの証言でロナルドは無罪となる。愛なき夫を棄てたメリーは小学校の教師となった。そしてロナルドは新天地を開拓すべく南米に向かう。2人が再び相会う日も遠くはあるまい。
Mary_Ware
Ronald_Cliffe
Dulcie_Charteris
Grey_Sands
Child
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