オーディ・マーフィ
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4人の脱獄者を追う保安官を主人公にした西部劇。TV出身の新鋭ハーバート・コールマンが監督にあたり、脚本を書いたのはクレア・ハフェイカー。原作もハフェーカーの小説である。撮影担当はクリフォード・スタイン。音楽はジョセフ・ガーシェンソンである。出演するのは「許されざる者(1960)」のオーディ・マーフィとジョン・サクソン、「おとぼけ先生」のワード・ラムゼー、新人ゾーラ・ランパートなど。製作はゴードン・ケイ。
ある晩、西部の平和な町パラダイスが、4人の脱獄囚に襲撃された。彼らは保安官ウェッブ(ワード・ラムゼー)に重傷を負わせ、銀行から1万ドル余の大金と美しい娘ヘレン(ゾーラ・ランパート)を奪って逃げた。翌朝、町にバナー・コール(オーディ・マーフィ)という有名なガン・ファイターがやって来た。彼はウェッブに招かれた保安官助手だった。ウェッブはバナーに犯人逮捕と町の保安を頼んで死んだ。バナーは6人の追跡隊を編成した。隊員は退役の老大尉ブラウン、ヘレンの伯父コールドウェル、ホーガン、ワイリー、インディアンのジョニー、若い銀行員のシーモア(ジョン・サクソン)など。北に向う途中、置きざりにされたヘレンを救い、コールドウェルが町に連れ還った。一行は4人の無頼漢がステンダル牧場にいることを知った。怪我をしたブラウンを残して、5人は牧場に急いだ。日没後、追跡隊は牧場を襲い4人の1人チャンクを射殺した。が、味方もワイリーが負傷し、ホーガンは脱落した。荒野に逃れた3人を追うバナーは、レオを射殺した。のこった首領のクリップ(ヴィク・モロー)とハッシュは町に引きかえそうとした。コールら3人は森の中に待伏せした。が、森の中の一軒家には町にかえらぬコールドウェルとヘレンがいた。そこへクリップとハッシュが襲って来た。一軒家をはさんで撃合いが始まった。シーモアとハッシュが倒れ、バナーはクリップを岩場に追いつめ、これを射殺した。コールドウェル、ジョニーも死んだ。バナーは傷ついた町に戻った。
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Crip
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