キーファー・サザーランド
Buster
はみ出し警官とインディアンの青年がチームを組んで憎き裏切者(=レネゲイズ)を追いつめるアクションドラマ。エグゼクティブ・プロデューサーはジェームズ・G・ロビンソンとジョー・ロス、製作は「カクテル」のデイヴィッド・マデン、監督は「ヒドゥン」のジャック・ショルダー、撮影はフィル・メヒュー、音楽はマイケル・ケイメンが担当。出演はキーファー・サザーランド、ルー・ダイアモンド・フィリップス、ジャミー・ガーツほか。
フィラデルフィアの若い警官バスター(キーファー・サザーランド)は、反抗的で、上官を殴ったりする問題青年。休暇の間にマリノ(ロブ・ネッパー)率いるダイヤの強奪団一味に加わっていたが、それはマリノとつながっている汚職警官を秘かに捜し出すためだった。一方、ラコタ・スー族の若いインディアン青年ハンク(ルー・ダイアモンド・フィリップス)は先祖代々に伝わる槍を展覧会に出品するため父(フロイド・ウェスターマン)、兄とともにフィラデルフィアにやってくるが、逃亡するマリノたちの騒ぎにまき込まれ、兄を殺され槍も奪われてしまう。かたきを討とうとするハンクは、マリノに腹部を打たれ置き去りにされていたバスターを、父の呪術の力を借りて治療し、事情を聞き出す。目的は違うが、共にマリノを追うことになったバスターとハンクはそれから一緒に行動し始める。バスターは警察上層部のフィンチ(ビル・ミストロビッチ)に汚職の匂いをかぎつけ、決定的な証拠を捜そうとマリノの情婦バーバラ(ジャミー・ガーツ)の力を借りようとするが、マリノの手下たちと銃撃戦になり、バーバラも巻き込まれて命を失う。マリノらがダイヤの取り引きを牧場で行うことをつきとめたバスターとハンクは現場に向かい、待ちぶせたフィンチが火を放ち、炎の中で大銃撃戦に。激しい戦いの中、ハンクはマリノとの一騎討ちの末見事父のかたきをとり、バスターもフィンチの罪を証明したのだった。
監督
脚本
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
編集
字幕
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