パトリック・スウェイジ
Jed
アメリカに侵略してきた共産軍に徹底抗戦を挑んだ高校生の姿を描く。製作はバズ・フェイシャンズとバリー・ベッカーマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはシドニー・べッカーマン。監督は「コナン・ザ・グレート」のジョン・ミリアス。原案はケヴィン・レイノルズ。脚本はレイノルズとミリアス。撮影はリック・ウェイト、音楽はベイジル・ポールドウス、編集はトム・ノーブル。出演はパトリック・スウェイジ、クリスチャン・卜ーマス・ハウエル、リー・トンプソン、ベン・ジョンソンなど。日本版字幕は戸田奈津子。カラー、ビスタサイズ。1984年作品。
ストーリー
ロッキー山脈の裾野に位置するコロラド州カリュメット。高校では、いつも通り平穏のうちに一時限目の授業が始まった。しばらくすると、静かに1人、また1人と落下傘部隊が校庭に舞い降りてくる。くいいるように見つめる生徒や教師に向けて、兵隊達は一斉に銃撃を開始した。半信半疑のうちに次次に生徒達は倒れていき、静かな授業風景は一瞬にして地獄図と化していった。混乱の中、ジェド（パトリック・スウェイジ）とマット（チャーリー・シーン）の兄弟は軽トラックに飛び乗ると、友人達を可能な限り拾って山へ逃げこんだ。助かったのは2人の他、ロバート（クリスチャン・卜ーマス・ハウエル）、生徒会議長のダリル（ダーレン・ダルトン）、ダニー（ブラッド・サヴェージ）、父親の死を目撃したアードヴァーク（ダグ・トビー）など6人だった。自給自足を続ける彼らは、1カ月後に町を偵察に出かけることを決意し、ジェド、ロバート、マットが山を降りた。彼らが見たものは、ソ連、キューバ、ニカラグアの連合軍に占拠された変わり果てた町の姿だった。帰途、3人はメイソン（ベン・ジョンソン）の家に立ちよると、孫娘のエリカ（リー・トンプソン）とトニ（ジェニファー・グレイ）も連れていくよう、メイソンに頼まれた。しばらくして彼ら8人は、以前山に逃げ込んできた時に集めた銃器を手に、占領軍に対してゲリラ戦を挑むが、アードヴァーグとアンディが命を落とした。占領軍の山狩りが進むさなか、ダリルが敵の発信機を持たされていたという事実が判明、ジェドはダリルを処刑する。トニとロバートも戦死したことから、ジェドは最後の作戦を決行することにした。ジェドとマットが町へ行き占領軍を混乱させ、その隙にダニーとエリカを安全な地域へ逃がそうというのだ。死を覚悟し、ゲリラ戦法を駆使する兄弟の前に、次々と倒れていく敵兵。しかし、遂にマットの体に銃弾が浴びせられた。虫の息の弟を抱え、幼い頃、父親と遊んだ公園へ向かうジェド。ブランコに乗り、「疲れた」とつぶやいたきり、遂にジェドも息をひきとった。満身創病のうちに若くして人生の幕を閉じ、安らかな顔で眠る兄弟の肩に雪が静かに降り積もっていく。やがて、戦争は終結した。（ＭＧＭ／ＵＡ映画＝ＣＩＣ配給＊1時間54分）
キャスト
Ｃ・トーマス・ハウエル
Robert
リー・トンプソン
Erica
チャーリー・シーン
Matt
ジェニファー・グレイ
Toni
ブラッド・サヴェージ
Danny
ベン・ジョンソン
Mason
ハリー・ディーン・スタントン
Eckert
ウィリアム・スミス
Staelnikov
ウラデク・シーバル
Bratchenko
パワーズ・ブース
Andy
スタッフ
監督、脚本
ジョン・ミリアス
脚本、原案
ケヴィン・レイノルズ
製作
バズ・フェイシャンズ
製作
バリー・ベッカーマン
製作総指揮
シドニー・ベッカーマン
撮影
リック・ウェイト
音楽
バジル・ポールデュリス
美術
ジャクソン・デ・ゴヴィア
編集
トム・ノーブル
字幕
戸田奈津子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Red Dawn
- 製作年
- 1984年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- MGM＝UA映画＝CIC
- 初公開日
- 1984年12月15日
- 製作会社
- シドニー・ベッカーマン・プロ作品
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
