池田エライザ監督、海外デビュー!初監督作『夏、至るころ』が全州国際映画祭に招待

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池田エライザ監督、海外デビュー!初監督作『夏、至るころ』が全州国際映画祭に招待

女優の池田エライザが初監督を務める映画『夏、至るころ』(20年公開)が、5月28日から開催される第21回全州(チョンジュ)国際映画祭に正式招待されることがわかった。併せて、メインビジュアルや池田監督の撮影風景を切り取ったメイキングカットも到着した。

本作は、地域の「食」や「高校生」とコラボする青春映画制作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの第2弾。福岡県田川市で育った幼なじみの高校生、翔と泰我、そして不思議な少女・都が過ごすひと夏を、美しい風景や力強い和太鼓が奏でる情緒的な音楽と共に描きだしていく。

池田エライザ初監督作が全州国際映画祭で海外初上映!
池田エライザ初監督作が全州国際映画祭で海外初上映!

福岡市出身で、昨年8月に田川市オールロケで撮影を敢行した池田監督は、全州国際映画祭の<シネマ・フェスト部門>に選出されたことについて、「池田組、キャスト、スタッフ共々光栄な気持ちです。自粛が続くなか、外の香りに想いを馳せている方々へ、一足早く夏の香りをお届けできることをうれしく思います。何年経っても、あの夏のことは忘れないだろう。きっとそう思える夏を切り取ってまいりました。少年少女ら特有のきめ細かい感情と、和太鼓の爆発的な音に、身を委ねていただければ本望です」と語っている。

【写真を見る】真剣な表情で監督を務める池田エライザ
【写真を見る】真剣な表情で監督を務める池田エライザ

また、同映画祭のプログラム・ディレクターであるムン・ソク氏は「池田エライザ監督は、韓国でも女優としてよく知られています。監督デビュー作を全州で初めて上映できることになり、プログラマーとして、とても光栄に思っています。『夏、至るころ』は俳優出身である池田監督の演出力が余すことなく発揮されているように感じます。監督がまだ24歳であるにもかかわらず、デビュー作でこれほどの演出力を見せてくれたことに大変驚かされました。この映画の舞台である田川の美しい景色、翔と泰我が都に出会うシーンや、三人がプールで騒動を繰り広げるシーンはとても美しかった。そしてなにより、映画のハイライトにあたる後半の祭りのシーンが最も印象的で、深く余韻が残るラストシーンでした」とコメントを寄せた。

映画初主演の倉悠貴をはじめ、フレッシュなキャストが集結
映画初主演の倉悠貴をはじめ、フレッシュなキャストが集結

公開されたメインビジュアルは、映画初主演で主人公の翔を演じる倉悠貴と、祖父役のリリー・フランキーを捉えたもの。また、もう一枚の場面写真には、倉と、参加者2000人のオーディションで選ばれた新人・石内呂依、『映画 としまえん』(18)のさいとうなりといったフレッシュなキャスト陣が写しだされている。

このほか、原日出子、安部賢一、杉野希妃、大塚まさじ、高良健吾ら実力派俳優が集結する『夏、至るころ』は、2020年全国公開予定。

文/トライワークス

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