三池崇史監督がフリーの映画監督らを救う「カチンコ Project」を始動!
映画監督の三池崇史が発起人となり、フリーランスの映画監督と助監督向けに企画コンテストをおこなう「カチンコ Project」が始動されることが発表された。
新型コロナウイルス感染症の影響により、撮影などで大人数を集める行為ができなくなるなどの打撃を受けている。その結果、フリーランスで活動する多くの監督や助監督の経済的状況は不安定になっており、出口も不透明な状態。また、日本映画業界という観点では、経済的に困難となった監督が現場を離れ他職へ移ってしまうという「才能ある監督の映画業界離れ」が危惧され始めている。
そこで、日本映画界の将来を担う映画監督および助監督を支援することを目的として、映画監督の三池崇史が発起人となり、本プロジェクトが立ち上げられた。その支援の第一弾として、コロナ禍におけるフリーランス映画監督の経済的に不安な状況を打破するため、企画コンテストが開催されることになった。
応募された企画は、日本映画業界を牽引してきた映画プロデューサーの審査により優秀企画賞等が選出され、総額は約2,000万円にものぼる賞金が贈られる。また、受賞者決定後も支援の一貫として、応募された企画をリスト化し、新しい企画を求める製作者との橋渡しをおこなうなど、映画化に向けた取り組みを支援していく予定だ。
三池からは今回の企画に向けたコメントも到着。この「カチンコ Project」は、本日から開始され、公式ホームページなどから詳細を見ることができる。映画館の営業再開や、延期となっていた作品の公開日決定など少しずつ明るい話題の増えてきた映画業界。今回のプロジェクトをきっかけに、よりいっそう盛り上がっていくことが期待される。
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