元モー娘。工藤遥が見事なボルダリングを披露!ハードな撮影の裏側も告白
ボルダリングに情熱を注ぐ女子高生の小寺さんと周囲の高校生たちの青春模様を描く同名漫画を実写化した『のぼる小寺さん』(7月3日公開)の公開直前イベントが、6月15日に都内のクライミングジムにて開催。主演の工藤遥と共演の伊藤健太郎、古厩智之監督が登壇した。
本作で主人公の小寺さんを演じ、映画初主演を果たした工藤は、スポーティな出で立ちで登場すると、「こういう形でイベントをする日が来るとは思っていなかったのでビックリしています」と作品にちなんだクライミングジムでのイベントの感想を語り、加えて「これだけのクライミングウォールを見ると登りたくなりますね」と笑顔を覗かせた。
本作の見どころのひとつが、本格的なボルダリングシーン。ハードだったという撮影について古厩監督は「本当はそんなに本数は重ねられないけど、もう一回やったらもっと良くなると思っちゃって…」と、笑顔で振り返るが、工藤は「監督が『まだいけるでしょ?』ってテンションで『いける?』と聞いてくるので…(笑)」と暴露。
小寺を見守る卓球部の近藤を演じた伊藤も「こんなに卓球をやったのは初めてで…。僕はこれまでずっとバスケをやってきたんですが、そのころよりも汗をかいてました」と骨のある撮影だったことを明かし、隣で撮影を見ていたという工藤も「全然カットがかからないんですよ」と証言。古厩監督は「健太郎くんは運動神経がいいから『もっと見たいな』と思っちゃって(笑)」と釈明した。
またこの日、工藤はボルダリングのデモンストレーションも披露。撮影以来、約1年ぶりのボルダリングだというが、苦もなくあっという間にウォールを登りきり、壁にぶら下がったままカメラにポーズをとる余裕も。「久しぶりに登って、あのころより登れなくなってると感じました」と苦笑したが、伊藤と古厩監督は「ちゃんと出来てたよ!」と絶賛を送っていた。
最後に工藤が「スポーツのシーンももちろんですが、高校生たちの青春がぎゅっと詰まった甘酸っぱい作品になっています。近藤と小寺さんの距離感、関係性にキュンとしつつ、楽しんでいただけたら」と作品をアピールし、イベントは幕を閉じた。
文/トライワークス