ハインラインの名作SF「夏への扉」が初実写映画化!山崎賢人が科学者役で主演

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ハインラインの名作SF「夏への扉」が初実写映画化!山崎賢人が科学者役で主演

ハリウッド映画に多大な影響を与えた伝説的SF小説「夏への扉」が映画化されることが決定し、監督を『フォルトゥナの瞳』(19)の三木孝浩、主演を山崎賢人が務めることがわかった。

ロバート・A・ハインラインの名作が、ついに実写映画化
ロバート・A・ハインラインの名作が、ついに実写映画化[c]2021「夏への扉」製作委員会

原作は、“時間旅行もの”というジャンルを確立させた作品として知られる、SF小説の巨匠ロバート・A・ハインラインによるタイムトラベル小説。本作では舞台を1995年の東京に移し、山崎は裏切りに遭い、自身の会社も発明も奪われてしまう科学者の高倉宗一郎を演じる。
すべてを失ったうえに、人体を冷凍し未来に行ける装置”コールドスリープ”に入れられた高倉は、2025年の東京へタイムスリップ。変えられた運命を取り戻すため、彼は30年の時を超えることを決意する。

1995年パートの撮影にあたっては、当時使用されていた小道具を収集したり、新たに制作したりすることで綿密に再現されたそう。もともとSF好きだという山崎は、「1995年を舞台にしたレトロでチャーミングなセットや、SF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装…毎日ワクワクしながら現場を過ごしました」と撮影についてコメント。
また、三木監督は「幼きころに観て心躍らせた80年代ハリウッドSF映画は、この原作のような荒唐無稽だけど、どこかファニーでドキドキするアトラクションのような作品ばかりでした」と、原作が影響を与えたであろうハリウッド映画について振り返り、「やるからにはあのころの自分と同じように心躍らせながら、老若男女みんなで楽しめるエンタテインメント作品に仕上げたい」と意欲を語っている。

意外にも実写映画化は初となる名作を原作にどんなタイムトラベルが展開するのか、公開を楽しみに待とう。

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