是枝裕和監督が惚れ込んだ新鋭が紡ぐ、仲野太賀&吉岡里帆出演作が国際映画祭に出品!
<キャスト・スタッフ コメント>
●佐藤快磨監督
「映画『泣く子はいねぇが』を初めて観ていただく場所がサン・セバスティアン国際映画祭であるという報せを聞いて、うれしさと興奮と緊張とが入り混じっています。映画祭関係者の皆様が、若者の青春の終わりを描いたこの小さな物語を選んでいただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。このようなご褒美をいただけたのも、スタッフ・キャストの皆さん、この映画に携わってくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。男鹿半島に通った5年間はとても大切で、そこで出会った人たちの想いがこの映画には詰まっています。後悔から逃げきれない主人公のしみったれた行動ひとつひとつを最後まで見届けていただけたらうれしいです。先の見えない状況下ではありますが、世界中の人々にも彼の叫びはきっと届くと信じています」
●仲野太賀(たすく役)
「なにが起きるのか、ほんとうにわかりません。『ナマハゲの映画を撮りたいんだ』と、監督から企画を聞かせてもらった数年前には想像もしてませんでした。撮影時に、この映画が描く人間のおかしみ、愛おしさについて皆でぐるぐる模索した時間が肯定してもらえたようで、ほんとうにうれしいです。まさかコンペに選出されるとは…!英題はやっぱり、『THE NAMAHAGE』でしょうか。うんうん、それも最高です。とにかく、サン・セバスティアン国際映画祭で、監督の素晴らしい才能が知れ渡ることを願いながら、佐藤組のみんなでこの吉報を分かちあいたいです」
文/トライワークス
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