世界中の“2020年7月25日”を記録。リドリー・スコット製作総指揮の『Life in a Day 2020』が始動

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世界中の“2020年7月25日”を記録。リドリー・スコット製作総指揮の『Life in a Day 2020』が始動

2011年にYouTubeの開設5周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』。同作でメガホンをとったケヴィン・マクドナルド監督と、製作総指揮を務めたリドリー・スコット、そしてYouTubeが再びタッグを組み、新たなドキュメンタリー映画『Life in a Day 2020』が製作されることが明らかになった。

動画の投稿は8月2日(日)まで『Life in a Day 2020』公式サイトにて受付
動画の投稿は8月2日(日)まで『Life in a Day 2020』公式サイトにて受付画像はRidley Scott Creative Group(@ridleyscottcg)公式Instagramのスクリーンショット

『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』は“それぞれの一日”をテーマに、世界140か国の人々から集められた2010年7月24日に撮影された8万本にも及ぶ映像を編集して作られたグローバル・ドキュメンタリー作品。2011年にサンダンス映画祭で初上映された後YouTubeにて配信され、現在までに1600万回以上再生を記録。
また、東日本大震災から1年が経った2012年3月11日の映像を集めた日本版『JAPAN IN A DAY ジャパン イン ア デイ』(12)など、イギリスやスペイン、パナマなど世界各国で同じコンセプトを持つ作品が製作されてきた。

アカデミー賞受賞経験のあるケヴィン・マクドナルド監督が、10年前の第1作につづいてメガホンをとる
アカデミー賞受賞経験のあるケヴィン・マクドナルド監督が、10年前の第1作につづいてメガホンをとる写真:SPLASH/アフロ

「最初の『LIFE IN A DAY』を作ったことは、僕の人生のなかでもっとも楽しく、目を見張るような経験でした」と振り返るマクドナルド監督は、「あれから10年が経ち、2020年の『LIFE IN A DAY』を作ることに感激しております。僕たちはどのように変化したのか、それに自分自身を撮影するということはどう変わったのか。この歴史的な転換点において、僕たちは未来になにを期待しているのか?」と、新たな試みへの意気込みをあらわに。

【写真を見る】“2020年7月25日”を撮影した動画を投稿すると、映画の一部になるかも!?
【写真を見る】“2020年7月25日”を撮影した動画を投稿すると、映画の一部になるかも!?画像はRidley Scott Creative Group(@ridleyscottcg)公式Instagramのスクリーンショット

『Life in a Day 2020』で記録されるのは、世界中の人々が過ごす“2020年7月25日”。その日に撮影された映像の投稿は、作品公式ページにて8月2日(日)まで受け付けているとのこと。完成した作品は来年のサンダンス映画祭でプレミア上映された後、YouTube上で公開。この機会に自身の“2020年7月25日”を撮影し、世界とつながる一大プロジェクトに参加してみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

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