『美女と野獣』のスピンオフドラマ、ガストン役のルーク・エヴァンスが期待を語る
アニメ映画史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされたディズニー・アニメーションの不朽の名作を実写映画化し、全世界興収12億6000万ドルを突破するメガヒットを記録した『美女と野獣』(17)。同作に登場したガストンとル・フウを主人公にしたスピンオフドラマについて、引き続きガストン役を演じるルーク・エヴァンスが「Collider」のインタビューで意気込みを語った。
「ジョシュ(・ギャッド)と僕は『美女と野獣』に取り組んでいた時から人間として好き合っていたんだ。お互いを笑わせ、お互いの才能を尊敬し合い、素晴らしい時間を過ごした。それで僕たちでなにかできないかと話をして、新たなプロジェクトを進めることにしたんだ」とエヴァンスはギャッドとの絆の深さを語り、2人で数年がかりでアイデアを練ってディズニーに持ち込んだことを明かす。
そして現在本格的な開発に乗りだし、2話目と3話目の脚本の執筆に臨んでいるというエヴァンス。肝心のストーリーについては「ひとつのレイヤーで判断できる人間はいない。誰もが多くの出来事によって性格が決められ、自分が誰であるかを知ることになる」と含みを持たせつつ、「どこから物語を始めようか、なにを伝えようか、彼らは誰なのかという悩みはたくさんある。だからこそ、すごく楽しい経験になると思っていて、僕もジョシュも撮影が楽しみで震えているんだ」と語った。
本作についてすでに判明していることは、『美女と野獣』の前日談を描いた全6話構成のリミテッド・シリーズになるということ。同作に続いてル・フウ役を演じるジョシュ・ギャッドは「ワンス・アポン・ア・タイム」のエドワード・キッツィスとアダム・ホロウィッツと共に脚本と製作総指揮を兼任。また音楽はディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンが担当。ディズニー+で配信される予定となっているが、時期については未定。続報を楽しみに待ちたい。
文/久保田和馬