森山未來、北村匠海、勝地涼が負け犬ボクサーに!『アンダードッグ』特報解禁
『百円の恋』(14)の製作チームが再集結し、森山未來、北村匠海、勝地涼の共演でリングで闘う男たちのドラマを描く『アンダードッグ』の劇場版の公開日が11月27日(金)に決定。あわせて、特報映像とキャラクターポスターが解禁された。
Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」で総監督を務め、波瑠主演の『ホテルローヤル』(11月13日公開)も控える武正晴監督がメガホンをとり、『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳が原作と脚本を手がける本作。”咬ませ犬”として踏み台にされながらももがくボクサー晃を森山、過去に秘密を持つ才能豊かな若手ボクサー龍太を北村、大物俳優の二世で芸人としてもボクサーとしても鳴かず飛ばずの瞬を勝地がそれぞれ熱演。どん底からはい上がろうとするルーザーたちの、再起を懸けたドラマが交錯する。
解禁されたポスターには3人それぞれの印象的な姿が写しだされ、ボクシングにしがみつく日々を送る晃には”夢みる燃えカス”、先を見据える龍太には”夢あふれる悪童”、“負けたら芸能界引退!”と書かれたTシャツを着る瞬には”夢探す半人前”と象徴的なコピーが添えられている。
また、特報映像は、リングでタバコをふかしながら寝転ぶ晃に「さすがにヤバいでしょ、リングでタバコ吸ってたら」と龍太が語りかけるシーンからスタート。各々の境遇と事情を抱え、3人の男たちが闘う姿に思わず胸が熱くなる映像となっている。
3人の男のドラマを前・後編で描く劇場版とあわせて、3人と彼らを取り巻く者たちの群像劇を全8話で映しだす配信版(ABEMAプレミアムにて11月配信)も製作される本作。どちらから観ても楽しめる構成になっているとのことなので、不屈のルーザーたちの感動のドラマを、劇場版と配信版の両方で堪能したい。
文/富塚沙羅