三宅健太、前野智昭、和多田美咲ら声優陣が『小さなバイキング ビッケ』に出演!
スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンによる児童文学を原作とした劇場用アニメ『小さなバイキング ビッケ』(10月2日公開)。主人公ビッケの日本語吹替えを女優の伊藤沙莉が務めることが決定しているが、このほど三宅健太、前野智昭、和多田美咲らボイスキャストの参加が新たに発表された。
1970年代には日本でもアニメ化され、尾田栄一郎の人気漫画「ONE PIECE」のモチーフになったとも言われる名作がCGアニメーションとなって登場。『SING/シング』(16)のティモ・ベルクが作画監督を手がける今作は、バイキングの息子であるビッケが魔法の剣で黄金に姿を変えられたお母さんを救うため大冒険へと旅立つ、完全オリジナルストーリーとなっている。
今回発表されたボイスキャストが演じるのは、ビッケの仲間であるフラーケ族のバイキングたち。ビッケのお父さんでフラーケ族の族長ハルバルの声を担当する三宅は「ハルバルはパワフルで勇敢なバイキングですが、奥さんに頭が上がらず息子のビッケに対する接し方が不器用。コミカルな部分がたくさんあって、終始明るくテンション高く演じることができました」と、キャラクターの意外な一面を披露。
また、ビッケの旅に同行する容姿端麗な弓と剣の達人レイフ役の前野は「キャラクターとしての存在感とどこか影を感じるような雰囲気、その辺りを強く意識して演じさせていただきました」と、役作りを振り返る。一方で、ビッケと仲良しな女の子イルビを演じる和多田は「おませなイルビの心くすぐられるシーンや、バイキングたちとの冒険のシーン、音楽や映像も楽しさが散りばめられているので、お気に入りのシーンがきっと見つかります!」と、見どころを語っている。
そのほか、ハルバルの腰巾着的存在のゴルムを白井悠介、いつもハープを抱えて歌っているコックのウルメを神尾晋一郎、ビッケたちが目指す謎の島に関する情報を握る怪しい男ソーを野津山幸宏が担当。バイキングたちとの絆を武器に、ビッケはお母さんを助けることができるのか?か弱いビッケが一人前になるまでの成長物語にも注目したい。