ホテルの外観も公開!波瑠主演『ホテルローヤル』のポスタービジュアルが解禁

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ホテルの外観も公開!波瑠主演『ホテルローヤル』のポスタービジュアルが解禁

累計発⾏部数90万部を超える桜⽊紫乃の直⽊賞受賞作を原作とする『ホテルローヤル』(11月13日公開)。波瑠が主演を務めるほか、松⼭ケンイチ、安⽥顕、余貴美⼦、原扶貴⼦、夏川結⾐、伊藤沙莉、岡⼭天⾳ら実⼒派俳優陣が名を連ねる本作のポスタービジュアルが解禁された。

秘密や孤独を抱えた⼈々が、ホテルで欲望と心を優しく充たす
秘密や孤独を抱えた⼈々が、ホテルで欲望と心を優しく充たす[c]桜木紫乃/集英社 [c]2020映画「ホテルローヤル」製作委員会

原作者である桜木の実家を舞台とする七編の連作小説をもとに、現代と過去を交錯させ一つの物語として紡ぐ本作は、北国のラブホテル"ホテルローヤル"で繰り広げられるせつない⼈間模様と⼈⽣の哀歓を描いた群像劇。美大受験に失敗した雅代(波瑠)は、北海道の釧路湿原を見渡せる高台に建つホテルローヤルを継ぐことに。そのラブホテルには”⾮⽇常”を求めて様々な人々が来訪するが、ある一室で起きた心中事件を発端に、雅代はホテルと自分の人生に初めて向き合っていく。

ポスタービジュアルは正面を見つめる雅代と、彼女が淡い恋心を抱くアダルトグッズ会社の営業マン宮川(松山)、ホテルの経営者で雅代の⽗親である⼤吉(安⽥)、⼤吉に愛想を尽かした⺟親のるり⼦(夏川)、ホテルのパート従業員(余、原)、親に⾒捨てられた⼥⼦⾼⽣(伊藤)、妻の浮気に耐える⾼校教師(岡⼭)などの姿が見られ、せつないなかにも温かさが感じられる仕上がりとなっている。

『アンダードッグ』(11月27日公開)の武正晴監督のもと、繊細さのなかに意志の強さを感じさせる好演で原作者自身が投影された雅代を体現した波瑠。実力派が集結したベストセラー小説の待望の映画化に、おおいに期待したい。

文/トライワークス

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