是枝裕和も太鼓判!仲野太賀主演の青春物語『泣く子はいねぇが』特報が到着
『万引き家族』(18)の是枝裕和監督が才能を高く評価する佐藤快磨監督の劇場デビュー作『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)。『MOTHER マザー』(上映中)などに出演の仲野太賀が主演を務める本作の特報とキービジュアルが解禁された。
本作は、佐藤監督の完全オリジナル脚本で紡がれる“生き方に悩む大人たち”に贈る青春グラフィティ。子どもが産まれても父親の自覚がなく、離婚の危機を迎えているたすく(仲野)は、男鹿半島の伝統文化”ナマハゲ”の最中に酒の勢いで感情を爆発させてしまう。
特報ではたすくが出生届をもらいに行くシーンから、なにも持たない自分が「父親になれるのか?」と自問自答する姿が映しだされる。そして夜の海辺を疾走する彼の叫びが、好き勝手に生きてきた自身への葛藤や周囲への鬱憤を感じさせる。
同時解禁されたキービジュアルでは、まっすぐな目でなにかを見つめるたすくと、彼を取り巻く登場人物たちの姿があしらわれ、たすくの激しく揺れ動く心の内が垣間見られる仕上がりとなっている。
大人になるとはどういうことなのか?だれもが経験する人生の通過点を圧倒的なリアリティで描く『泣く子はいねぇが』。吉岡里帆、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎ら実力派俳優も集結する本作の公開を心待ちにしたい。
文/トライワークス
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