『TENET テネット』緊迫の瞬間を切り取った世界各国のアクションビジュアルが一挙到着!
「ダークナイト」シリーズや『インセプション』(10)のクリストファー・ノーラン監督が放つタイムサスペンス大作『TENET テネット』(9月18日公開)。このたび、世界各国で解禁された全12種類のアクションビジュアルが到着し、主要な各キャラクター情報が明らかとなった。
名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が突然命じられた“第三次世界大戦から人類を救え”というミッション。物語では“TENET”という謎のキーワードをもとに、男は相棒のニール(ロバート・パティンソン)とともに任務の遂行に奔走する。
監督自身「これまでで最も野心的な映画」と公言している本作は、ノーラン作品史上最高額となる約2億ドル以上と言われる額を投じて制作。全米公開に先駆け、8月26日(水)から欧州やアジア圏を皮切りに世界各国で順次公開されるという異例の発表でも注目を集めている。
このたび到着したのが、ロケ地となった国や日本を含む13か国でそれぞれ先行解禁された全12種類のアクションビジュアル。名もなき男の迫真のアクションシーンや、激しい爆発のなか鋭い表情を見せるニール、さらに酸素マスクをしたアンドレイ・セイター(ケネス・ブラナー)や銃を構えるキャット(エリザベス・デビッキ)の姿など、主要キャラクターの緊迫の瞬間が切り取られたスケール感あふれるビジュアルとなっている。
あわせてキャラクター情報も少しずつ明らかに。主人公“名もなき男”はあるテロ事件に特殊部隊として参加したことから今回のミッションに巻き込まれ、ニールは任務遂行を手助けする優秀なエージェントとして彼と世界中を旅する。セイターは未来と現在をつなぐ役割を持つ謎の悪人として名もなき男たちの前に立ちはだかり、キャットは一児の母で、夫であるセイターの秘密を握るキーパーソンとのこと。さらにノーラン作品の常連マイケル・ケインが、英国情報部の重要人物マイケル・クロズビー卿として出演。名もなき男にセイターの情報を教え援助する。
謎のキーワード“TENET”を巡るミッションを、”時間が逆行する”というゲーム性をもって驚異のスケールで描かれる本作。ノーラン監督が新たに挑む映像革命に期待は膨らむばかりだ!
文/富塚沙羅