北川景子が芳根京子に翻弄され追い詰められる…!?『ファーストラヴ』特報が解禁
第159回直木賞を受賞した島本理生のベストセラー小説を、北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』(2021年2月公開)。このたび、北川や共演の中村倫也、芳根京子らが映しだされた特報映像とティザービジュアルが解禁された。
累計発行部数30万部を超えるベストセラーの同名サスペンスミステリー小説を、「TRICK」シリーズや『十二人の死にたい子どもたち』(19)の堤幸彦監督が映画化した本作。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る公認心理師の真壁由紀を北川、由紀の義弟でともに事件の真相に迫る敏腕弁護士の庵野迦葉を中村、父親殺しの美しい容疑者である聖山環菜を芳根、由紀の夫で迦葉の兄の真壁我聞を窪塚洋介が演じる。脚本は『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)の浅野妙子が手がけ、北川と堤監督は本作が初タッグとなる。
特報映像では、血まみれで歩く女子大生の環菜の衝撃的な映像からスタート。事件を取材する由紀と、迦葉の姿に続いて、面会室で環菜が放った「嘘つきなんですよ、私」という言葉。この一言をきっかけに、環菜の供述に翻弄されながらも自身の記憶と向き合うことになる由紀の姿が狂気じみた表情とともに映しだされる。
また、ティザービジュアルは事件に挑む由紀と、由紀の過去の記憶のカギを握る迦葉のカットが印象的なデザイン。背景にはナイフを手にした環菜と花々があしらわれ、美しくも狂気に満ちた世界観を感じさせる。
環菜が口にした「動機はそちらで見つけてください」というセリフ。彼女はなぜ父親を殺したのか?そして『ファーストラヴ』というタイトルに隠された事件の真相とは?実力派キャストとスタッフが結集した、禁断のサスペンスミステリーに期待したい。
文/富塚沙羅
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