最新作『ミッシング・リンク』も待機!スタジオライカ15年の歴史をスペシャル映像で振り返る
『コララインとボタンの魔女』(09)、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(16)など、これまで数多くの秀逸なストップモーションアニメを世に送りだしてきたスタジオライカ。最新作『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』(11月13日公開)の公開に合わせて、今年で設立15周年を迎える同スタジオの歴史を振り返るスペシャルメイキング映像が解禁された。
公開を控える『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』は、第77回ゴールデン・グローブ賞にて、ストップモーションアニメ史上初となる「アニメーション映画賞」を受賞する快挙を成し遂げた注目作。英国紳士の探検家ライオネル卿と、人類の遠い祖先にあたる生きた化石の“Mr.リンク”が、伝説の谷シャングリラを目指して冒険の旅に出るアドベンチャーだ。
到着したスペシャルメイキング映像では、“想像からはじまり、物語へと紡がれ、職人たちの手でキャラクターに生命を宿す”というメッセージとともに、スタジオライカの名作を振り返る。『コララインとボタンの魔女』からはじまり、日本でも大ヒットを記録した『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、『ボックストロール』(14)、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』(12)、そして最新作『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』へと、過去から現在における壮大な歴史が紐解かれていく。
また映像内には、ライカの社長兼CEOであるトラヴィス・ナイト、『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』でライオネル卿の声を担当したヒュー・ジャックマン、彼の旅に同行するアデリーナの声を演じたゾーイ・サルダナに加え、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』に声優として出演したシャーリーズ・セロンが登場するほか、気の遠くなるような手仕事を経て職人たちがキャラクターに命を吹き込む様子も垣間見ることができる。
ナイトの「作品ごとに創造力と職人の才能を進化させている」という言葉通り、ストップモーションアニメという枠を超え、“細かい手仕事(クラフトマンシップ)”と“最先端の技術(テクノロジー)”を融合しながら常に進化を続けてきたスタジオライカ。約5年もの歳月をかけて制作された最新作から、職人たちの情熱を感じ取りたい。
文/トライワークス