『魔女見習いをさがして』イベントで松井玲奈が“鉄オタ”全開!?森川葵&百田夏菜子とヒロイン揃い踏み
10月1日、丸の内TOEIにて、テレビアニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズの放送20周年を記念して制作された劇場版アニメ映画『魔女見習いをさがして』の完成報告イベントが開催。ヒロインたちの声を担当した森川葵、松井玲奈、百田夏菜子と、「おジャ魔女どれみ」ファンであり、“おんぷちゃん推し”の大学生・大宮竜一の役を演じる三浦翔平が登壇した。
本作は、運命的な出会いを果たした3人のヒロインが、“どれみ”にゆかりのある地を巡る旅を通して、大人になって見失ってしまった大切なものを見いだしていく…という物語。シリーズ初期からのオリジナルメンバーである佐藤順一監督や脚本家の栗山緑、総作画監督の馬越嘉彦らが再集結し、森川が“教員志望の大学生・長瀬ソラ”を、松井が“会社員・吉月ミレ”を、百田が“フリーターの川谷レイカ”を演じる。
映画の内容にちなんで、「悩んだ時に使う魔法はあるか」との質問が繰り出されると、三浦は「大切な家族と大切な友人たちですね。仕事の悩みは友人に話すほうが多いかな。気持ちが沈んでいる時に、一緒にご飯を食べたりするとホッとしますね」とコメント。「つらくて悲しいニュースも最近多いですけど、この映画を通して少しでも元気に、そして少しでも明るい気持ちになっていただけたら」と語っていた。
また、松井が“鉄オタ”全開のトークを展開し、会場から笑いを誘う場面も。「『おジャ魔女ドレミ』が好きな女の子たちが聖地巡礼するという作品で。私は鉄道が大好きなのですが、出てくるホームがリアルでクオリティがすごくて。名古屋駅とか知ってるこの駅!ってなりました」と、興奮を隠せない様子で、マシンガントーク。今回、声優としてオファーがあった際は「作品が大好きだったので飛び上がるくらいうれしかったです。友だちに『観に行こうね』と言われた時は、キャスティングされたことを言えなかったので、おお…って感じで(笑)。早く言いたいなと思っていましたけど、実際に言った時はびっくりされました」と笑顔を見せていた。
そして、アフレコ前のエピソードについて聞かれると、森川は「はじめ、本読みをしたんですけど、最初の松井さんが声をちゃんと作って読み上げられていたので気が引き締まりました。どのキャラクターの声も性格も、演じている本人と似ているのかもなと思いましたし、声はそれぞれ本当に合っていると思いました。どこまで性格を見抜いてキャスティングされたんだろうなと。すごいなと思いました。ちなみに、私の台詞の中には『私は後ろから付いていくタイプ』という部分があるのですが、分かるな~と思いました(笑)」。
百田は「私はアフレコでページ数とか追えなくなったりしてご迷惑をかけたんですけど、松井さんが助けてくださって、めちゃくちゃ救われて、『お姉ちゃんに付いていこう!』と思いました。松井さんはずっと格好良くて、心強くて。葵さんのことはいまでもソラとして見ていて。お2人にずっと付いていきました!」と、ヒロイン3人での収録現場を振り返っていた。
取材・文/平井あゆみ