極貧やいじめなど、野宮真貴とぺえが人生最大の試練を激白

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極貧やいじめなど、野宮真貴とぺえが人生最大の試練を激白

『プラダを着た悪魔』(06)のデヴィッド・フランケル監督作『素晴らしきかな、人生』(2月25日公開)のバレンタインイベントが2月14日に都内で開催。渋谷系ムーブメントのカリスマヴォーカリストの野宮真貴と原宿ファッションで人気のぺえが登壇し、映画にちなんだ人生最大の試練について語った。

ぺえは「試練しかなかった。谷ばかりの人生」と激白。「中2の時におねえだと目覚めて、周りからいじめられたりしましたが、私は私、変えることはできないから、隠さずに行こうと思ってそれを貫き、いまでも頑張っています。両親が『あんたはあんただから自分らしく生きなさい』と後押しをしてくれたのもきっかけとなっていまがあるのかなと」。

ピチカート・ファイヴの3代目ヴォーカルとしても人気を博した野宮は「デビュー35年ですが、最初の10年は鳴かず飛ばず。下積みの売れない時代でした」と過去を振り返った。「でも歌うことが好きで、諦めずにCMソングの歌唱や、他のアーティストのバッキングボーカルをしているうちにチャンスが巡ってきていまに至る。事務所に給料をもらいにいく時、片道のお金しかお財布に入ってない時もありました。でも好きなことがあれば辛いことも乗り越えられる」としみじみ語った。

『素晴らしきかな、人生』は人生ドン底にいた男が同僚、仲間、家族の愛や思いやりによって、ゆっくりと新たな一歩を進む物語。ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら、アカデミー賞受賞&ノミネート俳優が結集した。【取材・文/山崎伸子】

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