堤真一&岡田健史“父子”の緊迫感を捉えた『望み』本編映像を公開
雫井脩介のベストセラーサスペンス小説を実写映画化した『望み』(公開中)。堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶ら豪華キャストが“家族”を演じていることでも話題の本作より、このたび堤と岡田の父子のやり取りが切り取られた緊張感漂う本編映像が解禁となった。
累計発行部数20万部を超えるベストセラー小説の待望の映画化となった本作。幅広いジャンルを手掛け、『ファーストラヴ』(2021年2月公開)も控えるヒットメーカー堤幸彦監督がメガホンをとり、その奥深い家族の物語に観客からは「親と子、どちらの気持ちにも共感する」、「家族に会いたくなる」といった声が続々と上がっている。
自らがデザインした邸宅で幸せに暮らしていた一級建築士の石川一登(堤)と妻の貴代美(石田)、そして高1の息子の規士(岡田)と中3の娘の雅(清原)。しかしある晩、規士が家を出たきり帰らず、同級生が殺害されたというニュースが流れる…。
解禁されたのは、規士の部屋からナイフが見つかり父子が話し合う様子を捉えた本編映像。規士の部屋を掃除している最中、ゴミ箱から切り出しナイフの空き箱を見つける貴代美。慌てて一登に相談し、工作用のナイフと思いながらも規士の反抗的な態度に不審を抱いていた一登は規士の部屋を訪れ、引き出しからナイフを発見する。
そして帰宅した規士に一登は「何に使うんだ?」と問い詰めるも、「いろいろだよ」とはぐらかす規士。しかし顔に傷をつくっている息子に、何事かに巻き込まれているのではないかと次第に疑い始める一登。幸せな家族の生活に亀裂が入り始める、それぞれの緊迫した表情が映しだされた重要なシーンが捉えられている。
果たしてこれから起きる事件の真相とは?豪華キャストの競演で“本当の家族の絆”が問われる本作を、劇場でぜひ見届けてほしい。
文/富塚沙羅