二宮和也、『浅田家!』は「台本も読まずに二つ返事だった」その理由とは?

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二宮和也、『浅田家!』は「台本も読まずに二つ返事だった」その理由とは?

二宮和也、中野監督に「僕にできることでしたらなんでもします」と手紙を書いていた!
二宮和也、中野監督に「僕にできることでしたらなんでもします」と手紙を書いていた!

二宮和也が主演を務めた映画『浅田家!』の大ヒット御礼舞台挨拶が10月15日に行われ、二宮と中野量太監督が出席。中野監督が二宮への主演オファーの秘話を明かし、二宮も「台本も読まずに二つ返事でした」と語り、会場を驚かせた。

【写真を見る】二宮和也、観客のコメントが書かれた特大パネルボードを見て感激!
【写真を見る】二宮和也、観客のコメントが書かれた特大パネルボードを見て感激!

自身の家族を被写体に、“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと”をテーマに様々なシチュエーションでコスプレして撮影、ユニークな家族写真を世に送りだした写真家の浅田政志。本作は彼が撮影した2冊の写真集を原案に、政志(二宮)の人生を通して家族の絆を描く物語。監督を『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)の中野量太が務めた。

会場に集まった約160名の観客から盛大な拍手で迎えられた二宮と中野監督は、笑顔で登壇。二宮は「初登場1位だと聞いた時はすごくうれしかったです。僕たちが作り上げたものを観てもらえれば、それでいいと思っていましたが、やはりうれしいですね」と大ヒットの喜びを口にしていた。

思い出の写真、手紙を告白
思い出の写真、手紙を告白

本作のテーマでもある“写真”にちなみ、“人生の転機となった写真”について聞かれたこの日。二宮は「僕は間違いなく、事務所に送った写真ですね」と回答。中野監督は「写真じゃなくて手紙でもいいですか?」と口火を切り、「二宮さんにもらった手紙が、この作品の転機となりました」と打ち明けた。

その理由について、中野監督は「僕が『湯を沸かすほどの熱い愛』という作品で、日本アカデミー賞の授賞式に出席した際に、プレゼンテーターが二宮さんで、その際に(二宮が)作品名を『湯を沸かすほどの熱い夏』と言い間違えてしまったんです」と授賞式のハプニングを振り返り、「後日、二宮さんから『間違ってしまって申し訳ございません。僕にできることでしたらなんでもします』という旨のお手紙をいただいて…。僕は昔から二宮さんが好きでした!本作の出演を二宮さんにお願いしたところ、本当に役を受けてくれたんです」と驚きのエピソードを告白。

二宮は「僕はもし中野監督から出演のお話をいただいたら、どんなに忙しくても絶対に断らないと決めていたので、台本も読まずに二つ返事でした」と真摯に語っていた。

文/成田おり枝

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