スペイン王女たちが放つ、母親譲りのエレガントファッションに釘付け!
10月12日のスペインの建国記念日に、シンプルな装いで久しぶりに公の場に登場したスペインのレオノール王女とソフィア王女が、15日、16日と2連発で公務を行った。
12日には白ベースのシンプルな装いで登場した2人だが、15日、フェリペ6世国王とレティシア王妃と共に、アストゥリアス州のオビエドにあるLa Vega Weapons Factoryを訪問した際、レオノール王女はグリーンのワンピースにキャロリーナ・ヘレラの白いダブルのミディアムコート、フラットシューズという装い。ソフィア王女は黒いワンピースコートにフラットシューズで黒コーデ。それぞれの個性が引き立つ2人だが、ヘアスタイルは、今回は2人とも全体を緩やかにウェーブさせたハーフアップだった。
レティシア王妃は、今回も着回しを徹底。ウテルケのブラックレザーのトップスにパンツ、クラッチバッグにヒューゴ・ボスのパンプスとオールブラックで、さらに2016年から着ている地元デザイナーMarcos Luengoのショッキングピンクのハーフコートという装いで、三者三様の個性を発揮。全員同じブルーのマスクで街の人々から歓迎を受けた。
また翌日の日中に行われたプレレセプションでは一転してソフィア王女が、レティシア王妃のシグニチャーカラーである真っ赤なマンゴのベルト付きワンピースにベージュのフラットシューズという装いに。レオノール王女はPoeteの小花があしらわれたフリルが可愛いワンピースと、黒いパンプスというオトナな装いで、ヘアスタイルは12日と同様にハーフアップ、ソフィア王女は裾を軽くウェーブさせたストレートと好みが出たようだ。
レティシア王妃は久々のオールバックのポニーテールに、昨年3月に参加したロンドンのナショナル・ギャラリーのイベントや、4月のスペイン王室主催のランチでも着ていた、キャロリーナ・ヘレラの、孔雀にインスパイアされたブルー、グリーン、レッドなどの大ぶりの花模様のワンピース。グリーンのスウェードのパンプスで、過去に着回した3回ともまったく同じ組み合わせだ。
ファッショニスタながらコロナ禍で国民感情も配慮したレティシア王妃とあって、新アイテムはなかなか拝めないが、その分王妃のセンスを受け継ぎクラシックながらも個性を放つ、美しい王女たちのファッションに注目が集まっている。
NY在住/JUNKO