原田マハの小説「総理の夫」を田中圭と中谷美紀のW主演で映画化 - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
原田マハの小説「総理の夫」を田中圭と中谷美紀のW主演で映画化

映画ニュース

原田マハの小説「総理の夫」を田中圭と中谷美紀のW主演で映画化

<キャスト&スタッフ コメント>

●田中圭(相馬日和役)

「皆様初めまして、こんにちは!!日本初のファーストジェントルマンになりました相馬日和です。なにもしない主人公といいますか、巻き込まれ型の最たるものです。最愛の妻が総理になったことで生活が激変し、突然変わる人間関係や、立場。ただの鳥オタクだった僕が、政治という慣れない分野へ参入。そこで生まれる様々な珍事件や人間ドラマを、中谷美紀さん演じるカッコよくて美しい自慢の凛子と二人三脚でがんばりました。個性豊かな癖の強い登場人物たちに翻弄され、心温まるストーリーに胸打たれました。笑って泣けて、観てくださった皆様に元気になっていただけるヒューマンコメディです。

河合監督とは初めましてでしたが、とてもやさしかったです。常に麦わら帽子をかぶっていらっしゃいました。スタッフは日本映画を代表するような皆様で、毎日が刺激的でした。日本の未来を明るく輝かせるために一生懸命選挙カーにも乗りました。みなさんに愛される映画になったと思いますので、公開を楽しみにしていてください!劇場でお会いできるのを楽しみにしております!!」

●中谷美紀(相馬凛子役)

「世界各国にて女性首相が誕生する一方で、この日本で女性総理が誕生する日が訪れるのは、はるか遠い未来のようにも思えます。恐らく原作者の原田マハさんが、現状への悲観と、万が一訪れるかもしれない未来へのかすかな希望を込めて書かれた物語のなかで、田中圭さんがコミカルかつ愛らしく演じてくださった夫日和とともに、日本初の女性総理、相馬凛子として生きることが叶いました。

たとえ夢物語だとしても、一人の女性が、身体的、精神的、社会的ジェンダーにとらわれることなくリーダーシップを発揮し、国民に奉仕する姿を、時に笑い、時に涙しながら演じた日々はとても幸せでした。女性総理とその夫の物語ではありますが、これはすべての働く女性と、そのパートナーの生き方についての物語です。気負わず、楽しんでご覧いただける作品になっていると思いますのでぜひ劇場にてご覧くださいませ」

●河合勇人(監督)

「ようやく世の中に活気が戻ってきた今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか?コロナの影響が続くなか、まだまだ大変な思いをしていらっしゃる方も多いと思います。そんななか、少しでも多くの方に元気を届けられたらという思いで映画『総理の夫』をお届けします。本作品は、シリアスな政治社会ドラマというよりは妻がたまたま日本の総理になってしまった男が、様々なトラブルに巻き込まれるラブコメディであり、夫婦が絆を取り戻すヒューマンドラマです。

主人公演じる田中圭さんは初めてご一緒するのですが、まったく気負うことなく自然体で演じてくださり、まるであてがきされたのではないかと思うくらいです。日本初のファーストジェントルマンという役柄にこのうえない魅力を与えてくれました。対する、日本初の女性総理を演じてくれた中谷美紀さんとは20年ぶりの再会。相変わらずお美しいのは言うまでもなく、スタッフはじめ各方面にきめ細やかな気配りをしてくださるなど、日本初の女性総理は、かくやと思わせる素敵な方でした。

そして原田マハさんの原作からは、様々なイメージが掻き立てられ、湧き出るアイデアを抑えるのが大変でした。映画『総理の夫』が日本に、いや世界に、元気とともに笑顔と活力を与える作品になれば、監督としてこんなにうれしいことはありません。みなさん、映画『総理の夫』をどうぞよろしくお願いいたします」

●原田マハ(原作)

「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった。凛子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和はなにがあっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語である。日和役の田中圭さんはお茶目でまっすぐな役柄にぴったり。凛子役の中谷美紀さんは書きながらイメージしていたのでとてもうれしい。このカップルが日本を変える、封切りの日が待ち遠しい」

文/トライワークス

関連作品