A.B.C-Z、東山紀之からの“応援”メッセージに興奮！「ジャニーさんの遺志を継いで頑張って」

A.B.C-Zが5人揃って初主演を務めた映画『オレたち応援屋!!』の初日舞台挨拶が10月23日に都内で行われ、A.B.C-Zの橋本良亮、河合郁人、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一と竹本聡志監督が登壇。少年隊の東山紀之からメッセージ映像が寄せられ、思わぬサプライズにA.B.C-Zのメンバーも大興奮。映像内で東山は「ジャニーさんの誕生日ということで、これもなにか縁があるんじゃないかなと思います」と公開日がジャニーズ事務所の元社長、ジャニー喜多川の誕生日と重なったことに触れ、「ジャニーさんの遺志を継いで、これからも頑張っていただきたいと思います」とエールを送った。

A.B.C-Zが座長を務めた舞台「ABC座2016 株式会社応援屋!! ～OH＆YEAH!!～」を原案に映画化した本作。東宝史上初となる映画×演劇の同時プロジェクトで、映画の前日譚となる舞台「ABC座2020　オレたち応援屋!! On Stage」も現在上演中だが、その舞台では戸塚が少年隊へ応援エールを送っているとのこと。この日は戸塚がそのエールを生披露するなか、突然スクリーンに東山の姿が映しだされた。

A.B.C-Zのメンバーは「なにこれ!?」は目を丸くしていたが、映像のなかで東山は「いつもA.B.C-Zが僕ら少年隊の応援をしてくれているということで、今日は応援返しをしたいと思い、参加させていただくことにしました」コメント。「本当にいいグループになったなと思います。僕らのバックもずっとやってくれていましたし、橋本が入ってさらに大きなグループになったんじゃないかと思っています」と語る。「ジャニーさんの遺志を継いで、A.B.C-Zも歌に踊りに、芝居に、モノマネに！あ、これ松潤(松本潤)かな？」と“ジャニーズものまね”を得意としている河合へ無茶振りをしつつ、「これからも頑張っていただきたい」とメッセージを寄せた。

河合は「ちょっと待って！サプライズはすごくうれしいんですよ。でも、サプライズでサプライズモノマネ振りしちゃダメでしょ！」と笑い、「『応援屋』はもともと錦織(一清)さんが演出してくださった舞台。それがこうやって映画になって、ジャニーさんの誕生日に東山さんから応援していただけるなんて、すごくうれしいです。あとは植草(克秀)さんだけですね(笑)」と“少年隊コンプリート”へ意欲満面。会場のファンへ向けて東山のモノマネも披露したが、観客は大きな声を出せず、反応が薄めな様子に橋本から「大丈夫、本当はいま大爆笑だから！」とフォローが入る場面もあった。

橋本は「すごく嬉しいです。その言葉をいただけて残りの舞台公演も頑張ろうと思いましたし、映画もさらに盛り上げていきたい」と東山からの言葉を噛み締め、戸塚も「東山さん、毎回応援させていただいてます！ありがとうございます！」と大感激。塚田は「尊敬している東山さんからこうやって応援いただけるというのは、本当にうれしいです」としみじみと語り、五関も「東山さんからこれだけ後押ししていただいたので、僕らは安心して突っ走るだけですね」と意気込みを明かしていた。

文/成田おり枝