コロナ禍でも強かった!英ロイヤルファミリーの人気ナンバー1は?
英国のリサーチ会社「YouGov」が、1月、3月、10月にわたって「最も好きな英国のロイヤルファミリーのメンバー」についてアンケート調査をした結果、エリザベス女王が昨年に続いて1位の座を獲得した。
コロナ禍でテレビなどで結束を呼び掛けたエリザベス女王の求心力は絶大で、ポジティブな意見を持つ人々は3月の79%から83%に上昇している。2012年の調査から安定した人気を保っているが、2018年にはヘンリー王子が1位を獲得。そのヘンリー王子は昨年は2位だったが、今年はメーガン妃との英王室離脱劇を受け、人気が激減している。
一方2位の座を獲得したウィリアム王子は80%、3位はキャサリン妃の76%と、共に昨年の3位と4位から1つずつランクアップ。3月に比べて10月の調査で人気がアップしており、2人がコロナ禍で行ってきた活動が、国民から大きく評価を受けたようだ。
一方ヘンリー王子とメーガン妃は、1月の王室離脱宣言から人気が急降下。ヘンリー王子は2019年10月の調査では71%だったのが1月には55%にダウン。現在は、48%の人が肯定的な意見を持っている一方で、47%の人々は否定的な意見を持つようになっている。またメーガン妃は55%から38%に下降、メーガン妃に肯定的な意見を持つ人は33%、否定的な意見を持つ人は59%に増えている。
チャールズ皇太子は59%で変わらず、カミラ夫人は少し増えて44%で、共にヘンリー王子とメーガン妃を上回ったが、エリザベス女王の後に王位を継承するのにふさわしいのはウィリアム王子だと考える人が41%、チャールズ皇太子は37%。
また今後影響力のあるロイヤルファミリーは、ウィリアム王子とキャサリン妃がダントツの68%を獲得。チャールズ皇太子とカミラ夫人はわずか12%、ヘンリー王子とメーガン妃は7%という結果になっており、ウィリアム王子とキャサリン妃の人気が浮き彫りになった。
調査が始まった2012年から今年の10月までの平均スコアを見てみると、やはりエリザベス女王の人気が不動の地位を築いているが、今年10月の時点では、ポジティブとネガティブな意見を総合したポイントでは、1位がエリザベス女王、2位がウィリアム王子、3位がキャサリン妃、4位がフィリップ王配、5位がチャールズ皇太子、6位がカミラ夫人とヘンリー王子。メーガン妃と、性的スキャンダルが持ち上がったアンドルー王子は激減と、ある意味納得の結果になった。
NY在住/JUNKO