L・ニーソンとT・サングスター、約13年ぶりの『ラブ・アクチュアリー』続編を撮影
英国の大物俳優がずらりとキャストに勢ぞろいして大ヒットした『ラブ・アクチュアリー』(03)が、約13年ぶりに短編の続編として戻って来る。
この10分間の続編は、英BBCのチャリティ特番「コミック・リリーフ」のための特別企画。ロンドン市内で撮影中のリーアム・ニーソンと、13年前に彼の義理の息子役を演じたトーマス・サングスターの姿がパパラッチに撮影されている。少年だったトーマスも、いまではすっかり成長して26歳。トーマスの隣には、映画で彼の憧れの少女役を演じたオリヴィア・オルソンも立っており、こちらもすっかり成長して見違えるよう。
『ラブ・アクチュアリー』のオリジナル版には、リーアムとトーマスのほかにも、ヒュー・グラント、キーラ・ナイトレイ、コリン・ファース、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、ビル・ナイ、キウェテル・イジョフォー、マーティン・フリーマンなど、「今考えるとすごい顔ぶれだった」と言われるスターたちが集結していた。
監督と脚本はオリジナル同様、リチャード・カーティスが務めている。「『コミック・リリーフ』は現在、英国と米国の両方で放送されているから、僕の映画の一つで続編を作ったら面白いんじゃないかと思った」
「『ラブ・アクチュアリー』の続編を書く日が来るとは思わなかったけど、10分の短編で、登場人物たちが今どうしているのかを見て回るのは楽しいんじゃないかと思った。誰が一番、いい歳の取り方をしているだろうね」とカーティスは語っていたと英紙デイリー・メールが伝えている。
「続編が見れるなんてうれしい!と思ったけど、アラン・リックマンがいないと思うと悲しくなった」「リーアムが健康そうな外見に戻っていてホッとする」「たぶん、続編映画への序曲」「ヒューが一番老けて見えると思う」などのコメントが同紙サイトに寄せられている。【UK在住/MIKAKO】