チャニング・テイタムとロード&ミラー監督がモンスター映画で再タッグ!『21ジャンプストリート』続編の進展は?
ジョニー・デップが80年代に主演を務めた同名テレビシリーズを原作に、シリーズ2作で全世界興収5億3000万ドルを記録した「21ジャンプストリート」。同作でジョナ・ヒルとともに主演を務めたチャニング・テイタムと、メガホンをとったフィル・ロード&クリス・ミラー監督が、新作映画で再タッグを組むことが明らかになった。
「Deadline」の報道によれば、ロード&ミラーはユニバーサル・ピクチャーズとモンスター映画のプロジェクトを開発中とのことで、テイタムは主演に加え、ロード&ミラーらと共に製作を務める予定となっている。プロットの詳細はまだ明らかになっていないが、現代を舞台に、ユニバーサルのモンスター映画にインスパイアされた皮肉たっぷりのスリラーになる見込み。
狼男やフランケンシュタインなどの人気モンスターを生みだし、近年相次いでリブートされているユニバーサル・モンスターズ。まだどのモンスターがフィーチャーされるのかは不明だが、ブラムハウス製作の『透明人間』(20)のヒットも記憶に新しいだけに、期待はふくらむばかりだ。
新人警官のテイタムとヒルがバディを組み、青年犯罪の撲滅のために高校に潜入捜査をする姿を描いた『21ジャンプストリート』と、その続編で大学に潜入する『22ジャンプストリート』はいずれも高評価を獲得し、続編を熱望する声があがっていた。しかしなかなか実現には至らず、昨年初頭にシリーズ第3作となる『24 Jump Street』の企画が進行していることが明らかになったが、その後進展は見られていない。
一方で、2018年の暮れごろに製作の噂が立った女性キャストによるスピンオフ映画には新たな進展が。「Collider」の報道によれば、タイトルが『Jump Street: Now For Her Pleasure』になり、『Deadpool3』の脚本家に抜擢されたウェンディ&リジー・モリノーが脚本を手掛けるとのこと。当初キャスティングが噂されていたティファニー・ハディッシュとオークワフィナが出演するかは明らかになっておらず、こちらも続報の到着を楽しみに待ちたい。
文/久保田 和馬