メーガン妃、流産告白の物議は、発言の矛盾と英王室への配慮のなさが原因?
メーガン妃が、2013年にアンジェリーナ・ジョリーが「乳房切除および再建手術をうけたこと」を告白した「New York Times」で、7月にヘンリー王子との間に授かった第2子を流産したことを明らかにした。
「The Losses We Share」というタイトルで記されたこの告白は、「同じ痛みをもつ多くの人々に勇気と生きる希望を与えた」として称賛される一方で、一部では批判の対象にも。「またもや英王室のタブーを破った」という理由や、「プライバシーを尊重してというわりに、まだ3か月しか経っていないというのに自分を切り売りしている」という声以上に、今回は明確な理由があるようだ。
多くの人が指摘する、「プライバシーを尊重して」という主張との矛盾については、メーガン妃支持者が指摘する通り、「誰かのために、自分(メーガン妃)が決めて発信したことはプライバシーの侵害にはならない」ということで、メーガン妃らしい。
しかし、今回多くのメディアが取り上げたこの記事について、別の理由で非難している人たちも。
その1つは、英王室からのサポートについてなにも触れていないことだ。「The Sun」などによれば、今回の執筆についてはエリザベス女王をはじめとする英王室の主要メンバーに伝えられており、「勝手にやったことではない」という話がある一方で、「英王室のメンバーにとっても(流産は)悲しい出来事であり、チャールズ皇太子やウィリアム王子が、ヘンリー王子の悲しみに寄り添っている」という点にまるで触れていないこと。
メーガン妃のこれまでの行動は、英王室のタブーを破り、ヘンリー王子と家族、ウィリアム王子を引き離すことばかり。「王室離脱に続いて、もし断りなしに寄稿したならそれも勝手すぎるし、事実を伝えて許可を取ったのであればそれに触れるべき」というのがその理由だ。
またヘンリー王子は2019年に、「地球の環境を守るため、子どもは多くても2人まで」とメーガン妃と話していることを明らかにしたが、この時は、プライベートジェット使用を連発していたこともあり、「子どもを産まないでCO2の排出量を減らすより、贅沢をやめるべき」「3人の子どもたちがいるウィリアム王子とキャサリン妃に対してケンカを売っているのではないか」といったように、かねてから言動の矛盾が指摘されていた。
NY在住/JUNKO