エリザベス女王に32年間仕えた家政婦、クリスマス中の隔離要請で退職!?
新型コロナウイルスの感染拡大は、人々に様々な影響をもたらしており、エリザベス女王とフィリップ王配は、33年間で初めて、クリスマスを家族と一緒に過ごすことを断念。現在も、バッキンガム宮殿ではなく、ウィンザー城で自主隔離生活を送っている。
「The Sun」によれば、女王夫妻に感染させないためには、側近たちにも厳しい制限が求められることになるため、英国の12月2日のロックダウン解除の後も、側近たちはクリスマスにかけて4週間の間、隔離生活を行わなければならないという。「パトリシア・アール(56)は、32年間女王に忠誠を誓い、2018年にはロイヤル・ヴィクトリア勲章まで与えられた重鎮で、家政婦の責任者ですが、突然退職したようです。退職理由は謎に包まれていますが、精鋭スタッフのうち、洗濯、掃除、メンテナンス担当者などは、クリスマスシーズンに4週間も家族に会えないのは耐えられないと反発しており、パトリシアの退職もそれが関係しているのではないでしょうか。女王もご立腹のようだ」とか。
バッキンガム宮殿のスポークスマンは、「お互いの平和的な合意の上の決断」としているが、この時期に長年仕えてくれた気心の知れたスタッフが退職するのは大きな痛手に違いない。
英国では、英規制当局が緊急使用を承認した米製薬大手ファイザーと独製薬ベンチャーのビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種が、8日から世界で初めて開始されるが、エリザベス女王とフィリップ王配は、数週間以内にワクチンを接種する予定だそうだ。
接種の優先順位は、1から9までで、ケアハウスの高齢入居者及びスタッフが1位、80歳以上と医療従事者が2位となっており、一般人であれば94歳のエリザベス女王と99歳のフィリップ王配はここに当てはまる。
NY在住/JUNKO