キャサリン妃とウィリアム王子、ツアー中もコーデで医療従事者や訪問地に敬意

セレブリティ

キャサリン妃とウィリアム王子、ツアー中もコーデで医療従事者や訪問地に敬意

ウィリアム王子とキャサリン妃が、3日間の弾丸ツアーで、6日の夜にロンドンのユーストン駅を出発。英国王室専用列車のベッドで仮眠を取り、7日朝、10か所の訪問地のうち1か所目となる、スコットランドのエディンバラ駅に到着した。

キャサリン妃は、出発時はアレキサンダー・マックイーンのオリーブグリーンのコートに赤と緑のタータンチェックのマフラーでクリスマスカラーだったが、キャサリン・ウォーカーのブルーのコートにお召し替え。出発時と形は違うもののファンネルネックのコートは、2018年のスウェーデンとノルウェー外遊時、ルイ王子を妊娠中に着ていたもので、ウエストラインをスッキリお直しして着用し、コートに合わせてブルー系の小花柄のアマイアのマスクをチョイス。新アイテムのバッグは、メーガン妃も御用達の、エディンバラのブランド、ストラスベリーのクロコダイルのものでしっかり地元をサポート。ストラスベリーの公式Instagramにもこのバッグを持ったキャサリン妃の写真が多数掲載されており、現在は事前予約中で、手元に届くのは来年になってしまうそうだ。

コートの色はスコットランドの国旗カラーであると共に、NHSのカラーでばっちり訪問先と医療従事者たちに敬意を表することを忘れなかったキャサリン妃。また、通常はブルー系や茶系が多いウィリアム王子が、クリスマスカラーでもあり、スコットランドの象徴としても有名な赤とグリーンのタータンチェック、及びウェールズの国旗カラー(緑と赤)のマフラーを巻くことで、夫婦で今回訪問する、イングランド、ウェールズ、スコットランドの国旗カラーを網羅。「ウィリアム王子がこんな派手なマフラーをするのは珍しいけど、コロナ禍でいろんな意味が込められていると思う」「もしかしてキャサリン妃のマフラー?ラブラブすぎる」といった声が寄せられている。

ベリック・アポン・ツイードでサンタクロースの帽子やトナカイの角をつけた学校の子どもたちや教師、実物のトナカイを訪問した後は、2月にも着ていた金ボタンが並ぶネイビーのミリタリーコートとジグソーのパンツにお召し替えで、バトリーのコミュニティセンターに移動。実はそこには、キャサリン妃がパンデミック下のチャリティの一環で、当初名前を名乗らずにボランティアを行い、30分電話で寄り添って、パスタマシーンをプレゼントするなどで支え続けた男性がいた。その男性とは、コロナ禍で、自身も膀胱がんに罹患しながらも認知症の妻の面倒を見ていた85歳の男性で、今回が念願の対面となった。そんななかでもロイヤルファンは、スウェードのメティアのクラッチバッグを見逃さなかったようで、すでにネットで完売している。

日が暮れても最後の目的地に向かうため、バトリーの駅で列車を待つ2人の様子などもケンジントン宮殿の公式Instagramに掲載されているが、2人が寸暇を惜しんで訪れたのは、マンチェスターのチャリティ団体「FareShare UK」。コロナ禍で、貧困層などに食料品を供給する団体の責任者、スタッフ、ボランティアの人々と対面し、感謝の意を述べたという。

ここではインナーをお召し替えしていたキャサリン妃だが、こちらはスコットランドの有名カシミアブランドのブローラと、英国のカントリーサイドにインスパイアされたトロイ・ロンドンがコラボしたセーターで、地元を支援。白地に、胸元は赤や青、そして茶のノルディック柄が施された羊毛のセーターに合わせた、青や赤の小花マスクをコーデし、計算し尽くされた着こなしを見せつけた。

NY在住/JUNKO

作品情報へ