シリーズ初の本格“風”学園ミステリー！「映画クレヨンしんちゃん」29作目が21年4月に公開

「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズ29作目となる最新作のタイトルが、『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ！花の天カス学園』に決定。2021年4月23日(金)に公開されることが明かされ、あわせて予告映像とティザービジュアルが解禁となった。

シリーズ初の本格(風)学園ミステリーが展開する本作の舞台は、全寮制の超エリート校「私立天下統一カスカベ学園」。通称“天カス学園”に体験入学したしんのすけとカスカベ防衛隊が、謎の怪奇事件に巻き込まれていく。これまでもテレビアニメや映画シリーズなど、「クレヨンしんちゃん」の映像作品に携わってきた高橋渉が監督を、うえのきみこが脚本を手がける。

予告映像には、お尻に奇妙な噛み跡をつけられ、おバカになってしまった風間くんが登場。夢と希望あふれる学園生活に胸を躍らせていたはずが、不可解な事件に巻き込まれたしんのすけたちカスカベ防衛隊は、天カス学園の生徒会長・阿月チシオとともに“カスカベ探偵倶楽部”を結成するが…。映像の後半には、しんのすけに対して「お前とはもう絶交だ！」とつかみかかる風間くんや、なぜかツッパリヤンキーに変身したマサオくんの姿なども確認でき、ハラハラドキドキのストーリーを予感させる。

荘厳な天カス学園を背にカスカベ防衛隊が描かれたティザービジュアルは、学ランにセーラー服、購買の人気メニューの焼きそばパン、舞い散る桜の花びらと、まさに“青春”を表現した一枚となっている。高橋監督は「今作は、大人でもなく子どもでもない不安定な中学生たちにしんちゃんが関わるとどうなるのだろう、と思って気軽に作り始めた映画です。それがいつの間にやら青春学園ミステリーという未踏のジャンルに挑むことになってしまいました。ドキがムネムネです」と、プロデューサーの山崎智史は「今回はシリーズ初の青春学園ミステリーに挑戦します！といっても本格的ではなくあくまで本格風(笑)、しんちゃんらしい笑って楽しめる新感覚なおバカ謎解きミステリーとなっています」と、それぞれコメントを寄せた。

さらに、本作の特典付き前売券が、12月25日(金)より全国の上映劇場にて販売開始。劇場限定の前売購入特典は“汗と涙をふけば～！青春はミステリー!?ハンカチ！”で、水に濡れるとしんのすけたちカスカベ防衛隊の絵柄が浮き出る特別仕様となっている。来年のゴールデンウィークは劇場で、しんのすけたちの活躍を見届けよう！