「スラムダンク」のアニメーション映画化が決定!井上雄彦がTwitterで発表
「週刊少年ジャンプ」で1990年から1996年まで連載され、国内におけるシリーズ累計発行部数1億2000万部を突破。いまなお熱烈な支持を集める井上雄彦の漫画「SLAM DUNK」が、このたび新たにアニメーション映画化されることが発表された。
湘北高校に入学した不良少年の桜木花道が、一目惚れした赤木晴子の誘いを受けてバスケットボール部に入部し、その才能を開花させながらインターハイへと突き進んでいく様を描いた「SLAM DUNK」。選手たちの人間的な成長や手に汗握る試合の描写はもちろんのこと、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」などの名台詞の数々が多くの読者の心をつかみ、連載当時の中高生を中心にバスケブームが起こるなど、社会現象となった。
その後もバスケットボールに打ち込む若者たちのバイブルとなり、日本国外でも多くのファンを獲得。国内でのコミックス発行部数が1億部を突破した2004年には、原作のその後の物語を描いた「スラムダンク あれから十日後」が描き下ろされ、その後単行本化。
また2006年には若いバスケットボール選手を支援するための「スラムダンク奨学金」が設立され、連載開始から30年経った2020年にはイラスト集「PLUS / SLAM DUNK ILLUSTRATIONS 2」が刊行された。
1993年から1996年には、テレビ朝日系列でテレビアニメ版も放送。その劇場版が「'94春東映アニメフェア」で上映された『SLAM DUNK』(94)を皮切りに、『SLAM DUNK 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏』(95)まで4作品製作されている。今回の映画化は“新しいアニメーション映画”であると発表されているが、どのようなストーリーになるかやボイスキャスト、公開時期などの詳細はまだ明らかになっていない。
原作者の井上が、自身のTwitterに「映画になります!」とメッセージを投稿したことに合わせ、ティザーサイトと作品公式Twitterもオープン。
今後どんな続報が届けられていくのか、大いに注目していきたい。
文/久保田 和馬