ウィル・スミスが「天国のような気分だった」と明かす、スター共演の感動作『素晴らしきかな、人生』
『プラダを着た悪魔』(06)のデヴィッド・フランケル監督による最新作『素晴らしきかな、人生』(2月25日公開)で主演を務めたウィル・スミスのインタビューが、動画と共に公開された。
本作でウィルが演じるのは、イケイケ広告マンから一転、最愛の娘を失い人生の“ドン底”に落ちた男ハワード。不思議な人物たちとの出会いを経て、彼が再生していく物語が描かれる。ストーリーの冒頭、ハワードは広告代理店のスタッフたちを前に“人とつながること”の重要さを、自信に満ちた表情で饒舌にスピーチする。だが、一転して“ドン底”に落ちてからの表情は暗く、言葉も少ない。
そんなハワードについてウィルは、「冒頭では人生を分かっているつもりでいる。勝利のコツを熟知している男だった。ところが娘を失ってしまい、彼の世界が根底から覆されてしまう。だからハワードは生きていく意義を必死に探し求めているんだ」と、分析している。
本作が持つメッセージについては、「どんなどん底に突き落とされても、そこには必ず人生へのギフトもあるということ。目を見開いて、しっかりと掴まなければならない」と、どんな時も人生を輝かせてくれるヒントがあること答えた。
また、「アラン・ローブによるすばらしい脚本がなければ、こんなすばらしい出演陣がそろうことはなかった。映画のコンセプトに全員が揺さぶられた。監督が声をかけた第一候補全員が『イエス』と首を縦に振った。私たちはこの美しい映画をスクリーンで贈る一員になりたいと思った」とウィルは語っている。
そして、エドワード・ノートン、キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンら豪華キャスト陣との共演を幸せそうに振り返るウィル。「スーパーヒーローだらけのキャストだ。勢ぞろいのシーンはそんなにないけれど、私は一通り全員と共演できている。これだけのレベルの俳優陣との共演シーンが次から次へとあったので、天国のような気分だった」。
インタビュー動画では、ヘレン・ミレンのブルーの衣装、“愛“についてキーラと語り合ったことなど、共演者とのエピソードも披露しており、見どころ満載。いよいよ明日から公開となる『素晴らしきかな、人生』。ウィルの想いが詰まった本作を、ぜひスクリーンで堪能してほしい。【Movie Walker】