アカデミー賞主演女優候補の美女、ルース・ネッガとは?日常着の上品オシャレな着こなしにも注目!

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アカデミー賞主演女優候補の美女、ルース・ネッガとは?日常着の上品オシャレな着こなしにも注目!

いよいよ2月26日(現地時間)に開催となる第89回アカデミー賞授賞式。メリル・ストリープ、エマ・ストーン、イザベル・ユペール、ナタリー・ポートマンといった実力派陣が主演女優賞にノミネートされるなか、ダークホースとなりそうなのが『ラビング 愛という名前のふたり』(3月3日公開)のルース・ネッガだ。「誰?」という方のためにも、彼女の魅力をご紹介したい。

『ラビング 愛という名前のふたり』は、異人種感の結婚は違法だった時代に結ばれたラビング夫妻の実話から生まれた愛の物語。1958年に“結婚”の罪で逮捕されたリチャードとミルドレッドのラビング夫妻。あらゆる障害を乗り越えながら愛を貫き、1967年に彼らの訴えによって法律が変わるまでを描く。

ルースは、普段は物静かでありながら、うちに芯の強さを秘めたミルドレッドを熱演。ルースの両親も異人種間結婚だったそうで、この役への思いも特別なものだった様子。インタビューでは「実在の人物を演じる責任があるし、正しくやりたいと思った」と力強く語っていた彼女。逮捕されることへの戸惑い、静かな怒りを抱えていたミルドレッドが、子供たちのために毅然と立ち上がる姿を演じきった。夫を見つめる愛に満ちた眼差しも印象的だ。

1982年エチオピア生まれのルース。ニール・ジョーダン監督作『プルートで朝食を』(05)でベルリン国際映画祭にてシューティング・スター賞に選ばれるなど、評価を得た。TVシリーズ『エージェント・オブ・シールド』でのキーパーソン、レイナ役でも一躍人気者に。近年メキメキと知名度を上げている。

また、ルースのエキゾチックな魅力を引き立たせるハイセンスなドレスアップ術も、今や業界の注目の的。労働者階級の夫妻を演じた『ラビング 愛という名前のふたり』では、ゴージャスなドレス姿こそ見られないものの、彼女の衣装も見応えアリ。チェック柄のワンピースやボア付きのコート、ハイネックのサマーニットなど、控えめながら上品なコーデを目にすることができる。日常着も美しく着こなしてしまうのは、オシャレな彼女ならでは!

第74回ゴールデングローブ賞授賞式では、ルイ・ヴィトンの個性派ドレスで登場したルース。アカデミー賞授賞式当日もハッと目を引くようなドレスに期待大。ぜひ賞レースの行方とともに、彼女のファッショニスタぶりも要チェックだ。【Movie Walker】

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