『ウォーキング・デッド』シーズン10の気になる追加エピソードの内容とは!?

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『ウォーキング・デッド』シーズン10の気になる追加エピソードの内容とは!?

シーズン10の追加エピソードが日本でも3月1日に放送スタート! 1月には新たな予告編も登場した本作、飛び交っているいろんな噂をまとめると、こんなドラマになるらしい!?

クリエイターたちが「キャラを掘り下げる」発言

製作総指揮&脚本を務めるスコット・M・ギンプル
製作総指揮&脚本を務めるスコット・M・ギンプル[c]Photo By: Priscilla Grant/Everett Collection/AFLO

どうやら追加エピソード全6話は、シリーズ全体のストーリーを進めるものではないらしい。組製作の指揮を執るショーランナー、アンジェラ・カンは米情報サイト「Insider」のインタビューで「主要登場人物たちの人間像をより深く掘り下げるものになる」と語っているのだ。
さらに製作総指揮と脚本に参加しているスコット・M・ギンプルはこう語る。「この6つの物語は、僕らがこれまで何度も思い描いたけど、シリーズ全体の進行の中にいい形で落とし込むのが難しかったものだ。この6つの脚本は、今までで最高の脚本だ」。こんな発言を聞くと、いったいどんなドラマが描かれるのか、期待値がアップしてしまう。

掘り下げられるのはこのキャラクターたち!

シーズン10でカムバックしたマギー
シーズン10でカムバックしたマギー[c]2019 AMC Network Entertainment LLC. All Rights Reserved.

すでに米AMCは追加エピソードのタイトルと概要を発表ずみ。タイトル(全て原題)と主要登場キャラクターは下記のようになる。

「Home Sweet Home」マギー
「Find Me」ダリル&キャロル
「One More」ゲイブリエル&アーロン
「Splinter」プリンセス
「Diverged」ダリル&キャロル
「Here's Negan」ニーガン

人気キャラクターのダリルとキャロルは、エピソードが2回あるのも楽しみ。主要キャラのマギーやニーガンだけでなく、ゲイブリエルやアーロン、シーズン10で登場した新キャラ、プリンセスのドラマが描かれるのも嬉しい。

新キャストはこの俳優たち!

【写真を見る】ニーガンの妻を演じるジェフリー・ディーン・モーガンの妻ヒラリー・バートン
【写真を見る】ニーガンの妻を演じるジェフリー・ディーン・モーガンの妻ヒラリー・バートン photo: [c]AMC / Courtesy: Everett Collection/AFLO

どうやら番外編的なドラマになりそうな追加エピソードだが、本家シリーズでシーズンごとに新キャラが登場したのと同様、こちらにも新たなキャラクターが登場する。 
まず、ニーガン愛用のバットにその名が付けられている妻のルシールが登場、それをニーガン役ジェフリー・ディーン・モーガンの実生活での妻、ドラマ『ホワイトカラー』などの女優ヒラリー・バートン・モーガンが出演。そして、どんな役なのかは未発表だが、『ターミネーター2』('91)のT-1000役が今も鮮烈なロバート・パトリックが、メイズという役名で登場。この2人は最新予告編にも登場していた。そして、やはり役柄は不明だが、イライジャという役名でドラマ『コブラ会』で注目のオケア・エメ・アクワリも加わる。

気になるストーリーの内容は!?

ダリルとキャロルのエピソードは今後製作される2人のスピンオフにも関連が!?
ダリルとキャロルのエピソードは今後製作される2人のスピンオフにも関連が!?[c]2019 AMC Network Entertainment LLC. All Rights Reserved.

エピソード・タイトルと出演者から推測して、まず、マギーがコミュニティから離れていた時期に何をしていたのかが判明しそう。そしてコミュニティに帰ってきた彼女は、夫グレンの仇ニーガンとどのように再会するのか。マギーとグレンの息子ハーシェルは予告編にチラッと寝顔が映っていたが、彼がどんなふうに成長したのかも楽しみ。
そして、ニーガンの妻ルシールが登場する以上、彼の過去が描かれるはず。エピソードタイトル「Here's Negan」は、ニーガンの過去を描いたコミックと同じなので、内容もコミックを踏まえたものになるのかも。ちなみにこのコミックは『ウォーキング・デッド HERE'S NEGAN』というタイトルで、日本でも刊行されている。
また、気になるのはダリルとキャロルのドラマ。この2人が主人公のスピンオフ・シリーズが製作されるとの噂もあり、今回のドラマはこのスピンオフへの布石になるのかも? 「追加エピソード」も本家シリーズ同様、あれもこれもが気になって見逃せない。
 
文/平沢薫

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