ティモシー・シャラメがジョニー・デップの息子に!『ワイスピ』からMCUまで、スーパーボウルで披露された最新映像たち

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ティモシー・シャラメがジョニー・デップの息子に!『ワイスピ』からMCUまで、スーパーボウルで披露された最新映像たち

現地時間7日に行われた、アメリカの国民的イベント“スーパーボウル”。豪華アーティストによるハーフタイムショーと並んで注目を集めるのは、放映権料が世界一とも言われるCMスポット。毎年大手スタジオがその年の目玉作品として据える超大作映画の予告映像が放映され、約1億人にものぼるといわれる視聴者に届けられる。コロナ禍のまっただなかにある今年も、今後公開予定の注目作の最新予告映像が続々公開された。

まずは、スピンオフを含めたシリーズ累計興収58億8000万ドルを超える「ワイルド・スピード」シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。
当初は2020年に公開が予定されており、昨年のスーパーボウルの際にも予告映像が放映されたのだが、今回は新たな30秒予告が登場。ヴィン・ディーゼルやミシェル・ロドリゲスをはじめとした“ファミリー”が再集結することをアピールした今回の予告では、車が建物を貫通していくド派手なアクションシーンも収められている。

また『ワイルド・スピード/ジェット・ブレイク』と同じユニバーサル作品からは、M・ナイト・シャマラン監督の最新作『Old』のミステリアスな初出し映像も登場。
ある家族がビーチを訪れるところから始まるこの映像では、かくれんぼをしていた6歳の息子が突然いなくなる。すると、戻ってきた息子は青年になっていたというもの。次から次へと彼らを襲う不可解な現象の正体とは?徹底した秘密主義者として知られるシャマラン監督だけに、その真相は劇場公開までお預けとなりそうだ。

ほかにも、3月5日(金)に劇場公開と同時にディズニープラスのプレミアアクセスで公開されるディズニーアニメーションの最新作『ラーヤと龍の王国』や、MCUのドラマシリーズとしてディズニープラスで配信される「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、33年前の大ヒット作の続編でAmazon Prime Videoで配信される『星の王子ニューヨークへ行く2』(3月5日より独占配信)など、コロナ禍で急成長を遂げた配信サービスで公開される作品の予告映像も見受けられた。

映画の予告編以外で注目を集めたのは、キャデラックの電気自動車「LYRIQ」のスポットCM。
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の名作『シザーハンズ』(90)の“その後”の物語を描いたユニークな内容となっており、映画でデップが演じた主人公のエドワードと、ウィノナ・ライダー演じたキムの息子エドガーを演じるのはティモシー・シャラメ。父と同じようにハサミの手を持つエドガーが、自動車を運転することを夢見るストーリーが展開していく。キム役としてライダーが再登場している点にも注目だ。

昨年のスーパーボウルで予告映像が流れた『ブラック・ウィドウ』(4月29日公開)、『トップガン マーヴェリック』(2021年公開)、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)はいずれも新型コロナウイルスの影響で公開が延期に。
いまなおアメリカをはじめ世界各国で先の見通しが立たない状況がつづいているだけに、今後劇場公開を予定している作品が無事に公開されることを願いたい。

文/久保田 和馬

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