園子温監督が原点回帰!遊び心と映画愛あふれる『エッシャー通りの赤いポスト』公開決定
<スタッフコメント>
●園子温(監督・脚本・編集・音楽)
「ワークショップをやることを決意して、生徒たちを実践的に教えるためには映画を作るしかない、と思い立ち、あれよあれよと言う間に、怒涛の如く始まった。まるで22歳の時にはじめて作った8ミリフィルムの自主映画みたいに情熱だけで作り上げた。あのころの無心になって追いかけていた映画の神様、映画作りに燃えるマグマみたいな魂を抱えて、もう一度、原点回帰して、邪心ゼロで作っちまった童心映画!病みつきだぜ!また、やりたい!また、作りたい!」
●松枝佳紀(企画)
「まだ無名の俳優たちを映画の中で活躍させることができたら、どんなに素晴らしいだろう。本作はその願いを叶えてくれました。これは園監督にしか作ることのできない映画です」
●デニス・フッター(ベルリン批評家週間アートディレクター)
「今回、選考委員会は園子温監督の遊び心とアイロニーに興奮しました。監督としての長いキャリアを経て、このような根源的に繊細な作品を生みだす彼の能力には目を見張ります。『エッシャー通りの赤いポスト』は、今日の日本のインディペンデント映画の“製作のいま”を鋭く正確に表現し、映画製作の将来について多くの疑問を投げかけています」
文/足立美由紀
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